企業・市場・法

企業・市場・法

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  • サイズ A5判/ページ数 254,/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784492312025
  • NDC分類 331
  • Cコード C3033

出版社内容情報

91年ノーベル経済学賞を受賞した著者の主要業績である「企業の本質」「社会的費用の問題」の二論文をはじめ、新たな書き下ろし論文を含んだ代表的著作の本邦初訳。

目次

第1章 企業、市場、そして法
第2章 企業の本質
第3章 産業組織論―研究についての提案
第4章 限界費用論争
第5章 社会的費用の問題
第6章 社会的費用の問題に関するノート
第7章 経済学のなかの燈台

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えちぜんや よーた

32
「この仕事、ウチ(社内)でやるべきか?アウトソース(外注)すべきか?」この疑問について、経済学の専門用語で説明すると、取引費用の問題にあたります。著者のロナルド・コースは、この問題について研究をしています。コースの考え方を使って、管理職や経営者の方が、解決しようとすると、つぎのようになります。「この仕事はアウトソースしてもいいんだけど、外注先に説明するのがメンドーだ。よし、ウチの誰かにやらせてしまおう。あ!キミキミ、コレやっといて。あとはヨロシク」。かなり噛み砕くとこんな感じ(笑) 2012/12/10

Yukiko Yosuke

3
1991年にノーベル経済学賞を受賞したコースの著書。外部不経済の問題を、取引コストがゼロである理想的な状況を仮定したうえで解いた「コースの定理」での受賞。理想的な状況下では、企業と企業活動によって被害を受ける周辺住民は、利潤を最大にするように交渉を行う。それぞれの生産、被害などのコストを考慮すると、両者は社会利潤が最も大きくなるように行動するはずだ、というものだ。・・・取引コストがゼロってあり得ないので疑問は残るが、コストで色々な問題を切る視点は、この時代には非常に新しかったろうと思う。2014/12/20

26-ring-binder

2
水俣病、有明湾干拓事業、辺野古移設・・・政府の財政支援での救済が良いか、民間の調停による和解が良いか。ピグーの厚生経済学に対するコースの思索と批判を読み返すと、経済学的な視点での社会問題の取り上げの課題が浮き彫りになります。そしてSNSなど社会に多大な影響を与える企業は、未来にどこに行こうとしているのか。なぜ企業は起こり得たのか。ミクロ経済学が産まれて間もない1937年のドナルド・コースの論文がこれほど刺激的で現代的であることに、改めて感嘆します。2018/10/20

yagian

2
本質的、根源的かつ嫌味な文体、大好きな本。コースは市場への政府の安易な介入を批判している。まさに市場への政府の介入である環境税を推進しようとしている人って、コースの批判はどう考えているんだろうか。本当に相当な量の温室効果ガス排出を削減するためには相当高い税率が必要で、政治的に受け入れられる可能性は低そうだ。目標とする削減に必要な税率が決定しうると考えているのだろうか。2011/12/31

渓流

1
炬燵で寝転がって読む本ではないし、また、鉛筆舐め舐め、線を引きつつ読んでも難しい。吾輩の頭では、ついていけない。まあ、あえて誤読を承知で言えば、「社会的費用」の問題を論じた、所謂“コーの定理”と言われる考え方のおぼろげな理解はできたような。これを、辺野古移設問題や核のゴミ処理施設の問題に適用するとどうなるのかしら、と思念しつつ読んだ。2014/02/14

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