出版社内容情報
現代の技術革新が資本主義経済システムにどのような新しい段階をもたらすのかを、実態分析に基づき解明。「生産システム・パラダイム論」による問題提起の書。
内容説明
マイクロエレクトロニクスなどの新技術の登場により、20世紀資本主義経済システムはすでに終焉を告げた。「生産システム・パラダイム」論を軸に、ポスト・パクス・アメリカーナの世界システムのあり方を展望する。
目次
第1章 始動する21世紀システム―資本主義経済システムの新段階
第2章 21世紀システムの「基盤技術」―マイクロエレクトロニクスと光テクノロジー
第3章 21世紀システムの産業構造―サービス産業化と高加工度工業化
第4章 21世紀の企業システム―「トライアド・パワー」型企業システムの構築
第5章 21世紀システムと世界システム