内容説明
東京海上日動、アサヒビール、丸文など、人気企業が続々導入。「本気度」「コンピテンシー」を的確に見極められる画期的な面接手法を紹介。
目次
序章 採用担当者の本音―逆面接のここがすぐれている
第1章 なぜ、逆面接か
第2章 面接の基礎知識
第3章 コンピテンシー面接
第4章 逆面接の提唱
第5章 逆面接の具体的な進めかた
第6章 逆面接の実例と評価ポイント
付録 面接における主観の大切さ
著者等紹介
清水佑三[シミズユウゾウ]
昭和19年生まれ。慶應義塾大学工学部卒業。同大学院修士課程修了。現在、日本エス・エイチ・エル株式会社社長。ビヘイビア・サイエンティスト。日本エス・エイチ・エルの「面接技術訓練コース」で過去10年以上にわたり採用担当者に「面接法」を指導(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Humbaba
5
面接で尋ねる項目というのは、基本的には決まっている。そのため、準備さえしっかりとしておけば自分をごまかすことも不可能ではない。しかし、相手に何を尋ねるかということになれば、準備しておいても予定どおりにはことが進まなくなる。そのため、相手の本当の能力を測るための一つの指針にはなる。2015/12/19
うさぎさん
3
これから就活を進めていく上で、逆面接が使われるかは分からないが、自分が何を見られているのか、どのような心持ちで挑めばいいのか分かった。 思いの外印象勝負。2016/04/25
しん・かんかん
0
単純面接に向いている面接官は人を信じる人。疑う能力が高いのがコンピテンシー面接官。性格が悪い人は逆面接官に向いている。逆面接をすることで、被面接者の地がよく見える。愛嬌も大事。しかも逆面接では面接官の主観によるべしなのだ。そんな面接法を採用するかどうかは、人事部門幹部の才覚にや経営側の理解によるんだろうなあ。2013/07/02
フォロスト
0
県図書館でパラ読み。逆面接では、就活生に「面接官」の役をやらせる。筆者は本書でこの方式を取り入れることを強く勧めている。その理由は、面接官が就活生を落としやすいとか、色々。自分は、筆者の主張とは異なり、あまり逆面接に優位性は無く、この方式が流行ったら流行ったで「逆面接ではこういう質問をしろ!」と例に漏れずマニュアル化して新鮮さは薄れると思う。他には、主観を生かして面接をする、などもあった。 そんな部分は自分にはどうでもよく、面接事例が面白いのでつい長いこと読んでしまった。2013/02/12
aki
0
要はコンピテンシー重視の採用であって、形態には大きな意義は感じられない。普通面接で模範回答を作る人は「逆面接」でも模範的な質問を作ってくるはず。2010/12/11