出版社内容情報
年齢で差別されるのではなく、自らが引退年齢を決めるイキイキと働ける社会へ。高齢化社会を迎える日本の雇用問題のあり方を大胆に問う。
内容説明
「終生現役」を可能にする雇用政策への提言。
目次
第1章 今なぜエイジフリー雇用なのか
第2章 急速に進む高齢化と定年制
第3章 定年制のロジックとその限界
第4章 諸外国では定年制がなくなりつつある
第5章 エイジフリーを目指す雇用改革の提案
第6章 脱「年齢」の社会に向けての条件整備
著者等紹介
横溝雅夫[ヨコミゾマサオ]
1934年神戸市に生まれる。56年東京大学経済学部卒業、労働省入省。1960年経済企画庁に移り、内国調査課長、調査局長。国民生活局長、調整局長、審議官を経て、89年退官。その間、78年、79年の『経済白書』を執筆。89年(株)日興リサーチセンター理事。その後、副理事長、理事長を経て、2001年退職。現在、明星大学経済学部教授、(社)長寿社会文化協会理事長
北浦正行[キタウラマサユキ]
1950年東京都に生まれる。73年一橋大学社会学部卒業、労働省に入省。各局に勤務し、新潟県、経済企画庁への出向、能力開発課長その他を経て、96年退職。現在、(財)社会経済生産性本部社会労働部長、および雇用システム研究センター部門長。人事労務管理、労使関係などを専門に、各種の研究会の運営や執筆・講演活動を行っている。最近では、政府関係の委員会のほか、SOHOをはじめとした新しい時代のワークスタイルのあり方に関心をもって取り組んでいる
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