出版社内容情報
宗教の「経営面」に光を当てた、全く新しい画期的論考
なぜ人は宗教にこれほど引きつけられるのか?
熾烈な顧客獲得の歴史から見えてくるもの
宗教は交際相手や仕事相手も見つかる驚きのプラットフォームである!
貧しい女性が進んで教会に寄付する意外な動機
一般人は気づけない「長く退屈な儀式」の深い理由
権力の乱用が生まれる組織構造とその対応策も解明
『殺人ザルはいかにして経済に目覚めたか?』著者による最新刊
「経済の観点から宗教に斬新な分析を加えている。ポール・シーブライトは宗教を独創的なプラットフォームの組織、つまり、インスタグラムやXと全く同じようにユーザーたちに互恵的な関係を築かせるものとして描き出している」
――『フィナンシャル・タイムズ』紙
【目次】
序章
第1部 現代の宗教の姿
第1章 宗教とは何か
第2章 現代の宗教に何が起こっているか
第2部 宗教はどのように力を獲得するのか
第3章 宗教の需要
第4章 コミュニティを選ぶ──宗教のプラットフォームモデル
第5章 儀式と社会的な絆
第6章 宗教と信念
第7章 宗教、物語、意味
第8章 エンチャントメントの進化的な起源
第9章 寺院社会とほかのビジネスモデル
第3部 宗教と力の行使
第10章 宗教と政治
第11章 宗教における男女格差
第12章 宗教における力の乱用
第4部 変わる宗教
第13章 宗教の過去と未来
第14章 結論
付録 宗教と世俗化──データからわかること



