出版社内容情報
いま、日本は100年に1度の大きな転換期を迎えています。
子どもの数が減り、寿命が伸び、テクノロジーの進化で
私たちの働き方が大きく変わろうとしている――
この時代における「新しい生き方」のロードマップを示したのが、
社会現象にもなった「ライフシフト」です。
「ライフシフト」のシリーズは、
「人生100年時代(多くの人が100歳まで生きることを想定した時代)」を提唱し、
多くの日本人に「ワクワクするような新しい選択肢」を示してきました。
本書は、「ライフシフト」の大事なエッセンスを
「1時間で読める」ストーリーにまとめました。
【あらすじ】
主人公「平野くん」は、働き盛り35歳のビジネスパーソン。
転勤族だけど、まじめに会社に貢献してきたおかげで、
上司からの評価も上々。
一方で、妻と幼い娘には
「俺の仕事人生のせいで我慢を強いているのではないか…」
という罪悪感も。
しかし、あるとき「大きなニュース」が飛び込んできて……。
「本当に、俺も家族みんなも幸せになれるのかな…?」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひと
15
原著が積ん読のまま放置されているので、ポイントだけでも先につかめたらと思って読んでみました。1を読んでから勢いで40代後半で大学院生になったけど、これがマルチステージへの備えになるのかどうかはまだ全然イメージがわきません。ただ、アカデミックな学び方や論文の読み方を覚えたのは今後も役に立ちそう。6度転職してるので、主人公のように変化に不安を感じることはないかな。先のことを考え過ぎても不安があおられるばかりなので、目の前の関心で動く派。弱点は人間関係かな ? ラストで政府支援を課題としていたのには少し違和感。2022/11/12
アルカリオン
14
KindleUnlimited 原作は読んでいないのだが、本書だけ読むと「会社を辞め(てフリーにな)ることを選択肢から除外するな」がコアメッセージだと感じた▼一昔前の日本(現役世代の親世代)では「会社にすべてをささげる一方で、すべての面倒を見てもらう」という価値観が一般的だったと思うが、現代においてそんな感覚では自分が損をするだけだとは言えるだろう。2022/11/20
F
5
人生の中でどこに重点を置くか、その重点の置き方も考えなければ本末転倒になってしまうこともあったり、これからの人生を考える良い機会になりました。今まで何となく目の前の生活を過ごしていましたが、これから先のことも俯瞰して見れるようにしていきたいです。2024/01/09
Yasuko
5
だいぶん前から原作の『LIFE SHIFT』を読もうと思っていたが至らず、Kindle unlimitedで出ていたので読むことに。人生100年時代に入り、定年まで同じ会社で働くというシナリオに固執せず、違った生き方を模索すべきという提案。ユヴァル・ハラリさんも著書『21世紀21の思考』で、世の中の変化に合わせて学習し、自分を"re-invent"せよと言われている。国内外で転職を繰り返していると職探しの度に、自分は何ができるか、したいかと考えながら毎回仕切り直しするのでこの考え方はすんなりと入ってくる。2022/11/30
さか
4
副業ではなく複業の考え方。これからの時代に必要だ。サラリーマンでも自分で決められることは多くある。人生100年生き残るには変化を恐れず、勉強して、常に行動し続けること。と思う。