出版社内容情報
仕事がない。結婚できない。将来に希望が描けない――若者をここまで追い込んでしまった社会に未来はあるのか。「格差社会」「婚活」という言葉を世に送り出した社会学者が分析・検証する、若者の「失われた20年」。著者独自の視点から解決の処方箋を提言。
【目次】
序 論 若者の「失われた20年」
第I部 若者が危ない
第II部 先送りされる格差・少子化問題
終わりに 民主党政権は、追い詰められた若者を救えるか?
内容説明
草食系若者が急増する日本は大丈夫か!?「格差社会」「婚活」という言葉を世に出した社会学者が分析・検証する若者の「失われた20年」。
目次
序論 若者の「失われた20年」(保守化する日本の若者意識;若者にとっての「失われた20年」 ほか)
第1部 若者が危ない(消費もできなくなった若者の不安―現代人のアイデンティティはどこに?;若者の希望を潰す新卒偏重の採用―いつまで不合理な慣習を続けるのか ほか)
第2部 先送りされる格差・少子化問題(若者が希望を持てる社会を作れるのか―政権選択選挙後の政府の役目;オランダモデルから学ぶこと―社会保障における正規・非正規の差別撤廃を ほか)
終わりに―民主党政権は、追い詰められた若者を救えるか?
著者等紹介
山田昌弘[ヤマダマサヒロ]
1957年、東京都生まれ。1981年、東京大学文学部卒業。1986年、東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。現在、中央大学文学部教授。専門は家族社会学。親子・夫婦・恋人などの人間関係を社会学的に読み解く試みを行っている。学卒後も両親宅に同居し独身生活を続ける若者を「パラサイト・シングル」と呼び、「格差社会」という言葉を世に浸透させたことでも知られる。また、最近では「婚活」という言葉を世に出し、婚活ブームの火付け役ともなった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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