出版社内容情報
NPO経営における基本書の改訂版。その後の動向をふまえ、体系的に何を考え、どう行動すべきかを具体的に網羅する。NPOマネジメントへの理解を深めるのに適切な一冊。
内容説明
学校、病院、社会福祉、青少年活動、国際協力、環境問題…。豊富な実践活動経験と深い理論研究をベースに、その役割を深く掘り下げ、ミッションを達成するための本格的マネジメント論。広く愛読された初版の改訂版。非営利組織を活性化するための必読書。
目次
第1部 われわれは今どこにいるのか(市場主義と産業社会の起源;現代社会における非営利組織の役割 ほか)
第2部 非営利組織の経営原論(ミッションから始まる;マネジメント―成果への挑戦 ほか)
第3部 マーケティングの展開(マーケティングとは何か;事業発展の原則―マーケティング戦略論 ほか)
第4部 組織の構築、人材の活用(組織と人材;リーダーシップとボランタリズム)
第5部 評価と未来計画(非営利組織の決算書;未来への計画と夢)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しょういち
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「もう一つの社会」をつくる原動力NPO そのマネジメントについての本。 導入は資本主義の歴史と市場の失敗を触れる中で、 NPOの位置付けと重要性を示す。 そのあとはNPOの重要な存在意義であるミッション(使命)をくどいくらい持ち出し、組織マネジメントを論じている。 それだけNPOはミッションが重要ということ。 基本的には経営組織論・経営戦略論の本を読む感じでしょう。 バーナードやドラッカー、コトラーの理論をもとに、 非営利組織におけるそれら理論の適用を解説している。 比較的読みやすい。 ただ、理論の2011/07/01