内容説明
国立大学教授でありながら「プロの拝み屋」(祈祷師)になった著者が、「祈祷」「祓い」「呪い」の実際を赤裸々に語る!「願かけの手順」など実践方法にも踏み込んだ注目の1冊。
目次
第1章 「見えない世界」との出会い
第2章 神々の世界と心理学
第3章 祈り、祓いとは何か
第4章 現世利益は実現するか
第5章 祈りの実践
第6章 自分自身を変える
第7章 不安の時代からの脱却
付録 「祈りの教典・祝詞」と「願望成就の真言」
著者等紹介
中村雅彦[ナカムラマサヒコ]
1958年生まれ。名古屋大学大学院教育学研究科博士課程修了。博士(教育心理学)。専攻分野は、社会心理学、トランスパーソナル心理学。愛媛大学教授、同大学院教授を経て、東京学芸大学、東京理科大学、立命館大学大学院講師。愛媛大学教授時代に奥四国の神社で修行を積み「拝み屋」(祈祷師)となる。神職の資格(権訓導)も持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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磁石
18
WWⅡ時、日本に神風(台風)が吹かなかったのは、神仏を分けて対立させたから。キリスト教その他色々の混入で意識場が歪み、力が足りなかったから……。ベストパートナー同士が、怖れも疑いも迷いもなく想いを一つに重ねれば、解けない難問も越えられない障害も倒せない強敵もない。ソレが国レベルならば天運すら変えてみせる。……現実でも想念でもインフラは常に/危機に備えて、ちゃんと使えるように整備・改築する必要あり。2017/05/14
すうさん
6
再読本。ス~っと読めるのだが、今回はあまり心に残らなかった。最初の時には何か感動した記憶があるので読んでみた。今は単に「祈りのノウハウ本」なんだと思えた。著者はかつては拝み屋、つまり祈祷師で、現在は神社の宮司であり心理学者であるという。本では祈りの研究書ではなく、彼の祈りの仕方が書いてある。祈ることは私も生活の一部であるのだが、最近は現世利益のためだけに祈ることは無くなった。私は他者を対象にして祈っていて、これは瞑想の一部であったり、自分のモチベーション向上や内観のために行っている事が多くなった気がする。2015/02/03
にたす
3
心理学の教授をやりつつ拝み屋になってしまったという変わった経歴を持つ著者だが、中身は普通の本だった。普段見ることがない詛いの話なども出てきておもしろい。そう言えば今は実家を離れているので神棚も仏壇もないし、合格祈願のお守りなどもきちんと処分していないことを思い出して少し気になった。本文中でもモンロー研究所について触れられているが、どんな宗教の修行であれ音響技術に頼るのであれ、無心になることが大切なのかな、とは。2012/04/13
arce
3
心理学教授で祈祷師の人の話。所謂「スピリチュアル」が好きな人は読んでもいいけど研究書ではない。2012/02/18
こはる
1
感謝の念を込める。名前、生年月日、住所など祈る前に言う。感謝を言う。初詣は人の多い時は行かないほうがいい、眷属とは神様と自分たちの中間にいるもの、自分たちが作り出した幻。 先祖代々のものは壊したらよくないことが起こる。土地を移動してもそうで、暇な時などは先祖のことを想う。 個としてあるのではなく集団の中の意識、 神社は地元の同じ神社に通う2019/05/21
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