出版社内容情報
わが国では、障害者への対応は依然不十分だ。福祉学界の第一人者が、措置から自立支援へのパラダイム転換を障害能力・生産性の観点から経済学的に明らかにする。
内容説明
本書は、社会福祉の関係者、なかでも障害者福祉関係者に向けての新しい経済学の確立を目標として書かれた。障害者雇用に関心のある企業の方や施設関係者、またボランティアに参加されるビジネスマンや学生の皆さんにも読みやすいように執筆されている。
目次
第1章 障害とは何か?
第2章 障害者の所得をいかに保障するか
第3章 障害者の職業能力を開発する
第4章 障害者の雇用を保障する
第5章 福祉環境のマクロ経済効果とは?
第6章 障害福祉サービスの特性は何か
徹底議論「共生の経済学」の確立に向けて
著者等紹介
京極高宣[キョウゴクタカノブ]
日本社会事業大学学長。東京大学大学院経済学研究科博士課程修了(理論経済学専攻)。日本社会事業大学専任講師、同助教授、厚生省社会局社会福祉専門官(昭和59~62年)等を経て、昭和62年、日本社会事業大学教授。平成7年より現職。厚生労働省社会保障審議会障害者部会長、内閣府新しい障害者基本計画に関する懇談会座長
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