「知の創造」の進化システム―原型としてのインターネット空間

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  • サイズ A5判/ページ数 168p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784492222003
  • NDC分類 361
  • Cコード C3036

出版社内容情報

「知の創造」という人間の根本的な活動に着目し、情報化と都市化の進化の過程(システム)から人類史を再整理。現在進行中のIT革命の評価・分析を試みた「知の人類史」。

内容説明

「知」とは、多くの人間のために、多くの人間によって創りだされる、多くの人間の知識である。本書では、“多くの人間”を“コミュニティ”と読み替えて、「知の創造」を考えていく。「知」を創りだす固有の仕組み「知の創造パターン」を、それぞれのコミュニティが備えているが、「知」は「知の創造パターン」の構造そのものを変容させることや、まれにはコミュニティの根本的な秩序を変えてしまうこともある。こうした「知」や「知の創造パターン」の影響力に着目して、コミュニティの歴史を見直していく。そして、「IT革命」といわれる情報化に関する技術(通有技術)がもたらした現在の社会変化は、はたして革命と呼ぶような人類史の一大変革となるのだろうか。こうした疑問にも答えていく。

目次

第1章 進化するコミュニティ
第2章 コミュニティ・モデルの進化システム
第3章 コミュニティ・モデルの発展史
第4章 現在(第3期成熟期)の情報化(通有技術革新)がもたらす社会変化
第5章 通有技術の成長パターン
第6章 第4期コミュニティ・モデル
第7章 コミュニティ・モデル通史

著者等紹介

丸田一[マルタハジメ]
1960年埼玉県生まれ。83年早稲田大学理工学部建築学科卒。大成建設株式会社を経て、92年より株式会社三和総合研究所、現在、研究開発第1部(東京)主任研究員。専門は地域政策、国土政策、危機管理政策
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