出版社内容情報
経済学の発想を使って人生のさまざまな問題を考え、失敗や愚行、愚考に足をとられないようにするために、生き方の基本戦略を探ってみようとする。
内容説明
本書は、経済学の発想を使って、個人であるあなたの「得する生き方、損する生き方」を考えたものである。つまり、成人してから死ぬまでの人生のさまざまな問題、たとえば自己投資としての教育、職業選択、仕事、出世、金儲け、結婚、子供と家族、育児と子供の教育、消費生活と趣味、死に方などの問題について、愚行や失敗に足をとられないような知恵を探ることが本書の狙いである。
目次
1 アダルト・チルドレンの蔓延
2 自分を教育する
3 職業選択と人生設計
4 出世と金儲け
5 男女関係と結婚
6 子供と家族
7 育児と教育
8 消費と趣味
9 死に方
10 自殺学入門
著者等紹介
竹内靖雄[タケウチヤスオ]
1935年高知県生まれ。1958年東京大学経済学部卒業。1965年同大学大学院博士課程修了。成蹊大学専任講師、同大学助教授を経て、現在、同大学経済学部教授。経済思想史・経済倫理学専攻。主な著作に『経済学とイデオロギー』『競争はなぜ必要か』『日本型市場社会の知恵』『「日本」の終わり』(以上日本経済新聞社)、『経済倫理学のすすめ』(中央公論社)、『市場の経済思想』(創文社、東京海上各務記念財団優秀著書賞受賞)、『正義と嫉妬の経済学』(第1回山本七平賞受賞)、『国家と神の資本論』『ミステリーの経済倫理学』(以上講談社)、『イソップ寓話の経済倫理学』(PHP研究所)、『日本人の行動文法』『諺で解く日本人の行動学』(以上東洋経済新報社)、『経済思想の巨人たち』(新潮社)がある
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