出版社内容情報
巨大総合商社の次期社長を争う二人の同期生。傘下の優良スーパーチェーンに仕掛けられた謀略の渦中で転変する企業人の葛藤と友情、生と死、愛と別れのドラマ。
内容説明
ある大手スーパーの提携劇。ひとりの名門商社の専務が罠にはめられた!ビジネスマンにとって本当に大切なものは何なのか?伊丹十三監督の映画『スーパーの女』の安土敏、久々の長編企業小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
koishikawa85
4
ずっと積読だった本をやっと読んだ。いかにもサラリーマンの人生観といったものが感じられる話だが、なかなか面白かった。印象に残ったのは、サラリーマンというのは出世すると目配りしなくてはいけない相手が限られてきて、最終的には社長一人になるという話。実感がこもっている。 今回の提携話のモデルになった話はわからなかった。でも海外で性病もらったからといって彼女を振るというくだりは明らかに変。説得力なし。 それからあとがきで、安土氏が妻を癌でなくしたのち、同名の女性と再婚していたというのにもびっくり。2024/07/28
bass
0
悪くなかったですよ。2017/01/13
すばるM45
0
あまりの稚拙な文章で舌打ちしましたわ(^^); 70ページもいかずに挫折。2009/08/12