出版社内容情報
1972年の日中国交回復から四半世紀が過ぎた日中交流の展開を総体として取り上げるとともに、現在の問題点を指摘しその克復のために何が必要かを示唆する。
内容説明
日中国交正常化から25年。新世紀に向けた日中関係を創るために―。日本と中国を結びつける役割を果たしてきた研究者たちが描く、日中交流の足跡と将来。
目次
第1章 友好一辺倒からの転換―ポスト「井戸掘り人」世代の日中交流
第2章 中国へなびく日本の企業―21世紀の安定的な経済交流に向けて
第3章 中国人研修生は日本を目指す―研修生受け入れ事業の「光」と「影」
第4章 対話の時代に新しい理念を―日中文化交流・四半世紀の教訓
第5章 個々の理念にあった交流を―日中姉妹友好都市交流の現段階
第6章 「シンポジウム」日中の四半世紀―過去、現在、そして未来