思想の出現

思想の出現

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  • サイズ B6判/ページ数 352p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784492221211
  • NDC分類 304
  • Cコード C3036

出版社内容情報

日本を代表する論争家西尾幹二が江藤淳、山本七平、渡部昇一、辻井喬、西部邁、石川好らと交わした、15年間にわたる対話の軌跡。「知」の現在を探る上で必読の書。

目次

1 論争する精神(“西欧強迫症”を超えて;やるかやらぬか「人の自由化」)
2 ドイツの戦後・日本の戦後(あいまい日本 悲劇と喜劇;歴史に清算があり得るのか)
3 迷走するユーラシア(中央アジアから世界地図を見る;西側には理解できぬソ連の思想風土;歴史の終結 歴史の開始)
4 新しい教養人の使命(比較研究の陥穽;“大学文化”の崩壊;社会の変化と“文学”像の変容)
5 創造する精神(批評という行為 小林秀雄没後十年)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

RY

1
西尾幹二の対談集。これを見たら、彼はやはり知・思想の巨人であると納得せざるをえないのではないか、そんな本だった。特に興味を持って読んだのは江藤淳との対談(小林秀雄について)だが、その他の部分も流し読みした範囲ではとても興味深く適切な見解を述べているように見受けられた。冒頭にある彼の姿勢の表明は知に生きる者としての高い矜持を感じ取ることのできる圧倒的なものだった。2014/10/18

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