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大統領のリーダーシップ―どの指導者がアメリカの絶対優位をつくったか?

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  • サイズ B6判/ページ数 245,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784492212189
  • NDC分類 319.53
  • Cコード C3031

出版社内容情報

アメリカを戦後世界の超大国に押し上げた歴代8人の大統領のリーダーシップを徹底分析。次世代のグローバルリーダーのための本。

■国際政治の専門家で、日本でもファンの多い著者の最新刊!

■ソフト・パワー、リーダー・パワー、スマート・パワーなど、
新しい概念を多数生み出してきた著者の研究の集大成!

■20世紀アメリカの絶対優位に貢献したのはどの大統領か?
ジョセフ・ナイによる、8人の大統領の通信簿!

■偉大な成果をあげるのは、変革型のリーダーか、それとも取引型のリーダーか?

・T・ルーズベルト
・タフト
・ウィルソン
・F・ルーズベルト
・トルーマン
・アイゼンハワー
・レーガン
・ブッシュ(父)

のリーダーシップを分析。ブッシュ(子)、クリントン、オバマにも言及。

■アメリカの政治エリートを多数輩出してきたハーバード大ケネディスクールでの講義を土台にした本。
世界で活躍するグローバル・エリート必読の書!

■日本の政治リーダーについて考える際にも役に立つ実践的参考書!

第1章 リーダーシップの役割

第2章 アメリカの時代の構築

第3章 外交政策におけるリーダーの倫理

第4章 21世紀のリーダーシップ

【著者紹介】
ジョセフ・S・ナイ
ハーバード大学ケネディスクール前学長
アメリカを代表する国際政治学者で、安全保障の専門家として知られる。1958年プリンストン大学卒業、オックスフォード大学に留学し、ハーバード大学で政治学のPh.D.を取得。長年にわたりハーバード大学で教鞭をとり、1995年から2004年までハーバード大学ケネディスクール(行政大学院)の学長を務めた。ハーバード大学特別功労教授。クリントン政権では国家情報会議議長と国防次官補を務めた。リチャード・アーミテージらと超党派で「アーミテージ・レポート」などの政策提言書も発表している。主な著書に『ソフト・パワー』、『リーダー・パワー』、『スマート・パワー』(以上、日本経済新聞出版社)、『国際紛争』(共著、有斐閣)。

内容説明

国を導くリーダーの選択は、国民の運命にどのような影響をもたらすのか?アメリカの外交政策をテーマに、リーダーが直面する課題の難しさと、その乗り越え方を考える。偉大な成果をあげるのは、漸進型のリーダーか、それとも取引型のリーダーか?8人の大統領の通信簿!

目次

第1章 リーダーシップの役割(2つのアプローチ―どちらが歴史を決めるのか;変革型リーダーシップ ほか)
第2章 アメリカの時代の構築―セオドア・ルーズベルトからジョージ・H.W.ブッシュまで(グローバルな勢力均衡体制への参加;第二次世界大戦への参戦 ほか)
第3章 外交政策におけるリーダーの倫理(リーダを評価するための倫理基準;利己的なウソと集団の利益のためのウソ ほか)
第4章 21世紀のリーダーシップ(リーダーは重要だったか?;21世紀の変革型リーダーシップ ほか)

著者等紹介

ナイ,ジョセフ・S.[ナイ,ジョセフS.] [Nye,Jr.,Joseph S.]
アメリカを代表する国際政治学者で、安全保障の専門家として知られる。1958年プリンストン大学卒業、オックスフォード大学に留学し、ハーバード大学で政治学のPh.D.を取得。長年にわたりハーバード大学で教鞭をとり、1995年から2004年までハーバード大学ケネディスクール(行政大学院)の学長を務めた。ハーバード大学特別功労教授。クリントン政権では国家情報会議議長と国防次官補を務めた

藤井清美[フジイキヨミ]
翻訳家。京都大学文学部卒業。1988年より翻訳に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kiyoshi Utsugi

26
セオドア・ルーズベルト タフト ウィルソン フランクリン・ルーズベルト トルーマン アイゼンハワー レーガン ブッシュ(父) の8人の大統領を取り上げ、そのうちどの大統領がアメリカの絶対優位をつくり、どういう資質があったから絶対優位をつくることが出来たのかを探るもの。 最後に21世紀のリーダーシップということで、ブッシュ(息子)、オバマについても触れています。 変革型リーダーが必ずしもよいリーダーではないというのが、新鮮な主張でした。2022/09/14

Kentaro

26
大統領の決定は、アメリカの卓越性の構築に大きな役割を果たしてきた。それぞれの時期において、別の人間が大統領だったら、下された決定は別のものになり、別の結果をもたらした。リーダーシップ論では、変革型こそが最も有効であると評価されがちであるが、一概にいえない。漸進型の目標を持ち、取引型のスタイルで外交政策を行った、アイゼンハワーとブッシュは、慎重に行動し、紙一重のところに存在した危機を避けつつアメリカの繁栄を支えた。漸進型・取引型のリーダーは、変革型・鼓舞型リーダーに必ずしも有効性の面で劣っていると言えない。2019/06/03

☆ツイテル☆

2
フライヤー2021/07/05

ゆきまさくん

1
国際政治学者で安全保障の専門家ジョセフ・S・ナイ氏の書。リーダーシップをテーマに、変革型、漸進型リーダーシップに分類し、さらに取引型スタイルと鼓舞型スタイルにアメリカ大統領を分類している。この本で取り上げているのは、セオドア・ルーズベルト、F・D・ルーズベルト、ハリー・S.トルーマンやロナルド・レーガンなど8名だが、氏による評価や分類は、日本人の私からすれば若干違和感がある。しかしながら、アメリカの指導者として絶対優位を形成した観点からの氏の見解は、参考にはなる。2019/01/20

脳疣沼

1
リーダーシップの細かい分類とかあまり成功しているように思えない。本書はリーダーシップがどうとかよりも、ナイが誰のどういう決断を評価しているのか?という部分に注目して読んだ方が面白い。あと、日本の読者向けに、日本は今後どうすべきかを書いているのだが、まったくもっての正論だと思うが、こういう文章のせいで、日本はアメリカの言いなり、ナイは日本を操る悪い奴、という風になっちゃうんだよ。2016/08/09

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