安倍政権365日の激闘

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安倍政権365日の激闘

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784492212141
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0031

出版社内容情報

アベノミクス、TPP、消費増税決断の裏側で何が起こっていたのか!? 安倍政権の365日の奮闘を描いたインサイドレポート。

アベノミクス、消費増税、対中外交……、決断の裏側で何が起こっていたのか!?
主要メディアが伝えないインサイドレポート。

第1次政権時の安倍首相は自ら旗振り役となって突き進んだ。だが、現在の安倍氏は常に最終判定者であることを心掛けている。そのためには、菅官房長官と麻生副総理兼財務相の2人のお膳立てが不可欠である。主要政策すべての判断の際、この二等辺三角形の役割分担が機能して、成功してきた。アベノミクス(安倍政権の経済政策)の「3本の矢」策定、黒田東彦日本銀行総裁人事(異次元の金融緩和)、価値観外交による中国包囲網確立とエネルギー資源外交による中東・アフリカ歴訪、国際オリンピック委員会(IOC)総会での2020年五輪の東京招致成功、消費税率8%への引き上げ(復興特定法人税廃止前倒し)表明、減反決定など農業改革と薬認可自由化など医療改革(岩盤規制改革)――。このような決断で安倍首相は最終判定者であり続けた。これが、今の安倍スタイルなのだ。(本書「序文」より)

【主要目次】
●なぜ、安倍1強時代が生まれたのか
●外交分野のお手本は祖父・岸信介元首相の「自主外交」か
●アベノミクスが引き起こす財務省の地殻変動
●安倍・金正恩会談の布石か!?
 ~飯島勲内閣官房参与の北朝鮮訪問が意味するものとは
●特定秘密保護法案を参院に送った安倍政権には中国の防空識別圏設定は“使える”道具に過ぎなかった!

【著者紹介】
歳川 隆雄(トシカワ タカオ)
「インサイドライン」編集長
国際政治経済情報誌『インサイドライン』編集長。新聞、メディアが伝えないインサイド情報を、官邸、主要官公庁、企業の広報・調査部、シンクタンク、大使館等に発信。東洋経済アメリカ発行の『The Oriental Economist Report』の東京支局長を兼務。著書に『外務省の権力構造』(講談社)、『自民と民主がなくなる日』(幻冬舎新書)などがある。

内容説明

アベノミクス、消費増税、対中外交…決断の裏側で何が起こっていたのか!?主要メディアが伝えないインサイドレポート。

目次

1(谷垣総裁が出馬断念した日に元首相が密会した相手とは?―安倍新総裁「逆転勝利」を呼び込んだ麻生ファクター「19票のゲタ」;外交分野のお手本は祖父・岸信介元首相の「自主外交」か―「自民党政権」発足に向けて着々と足元を固める安倍晋三総裁 ほか)
2(日本銀行総裁候補は武藤、岩田、黒田の3氏に絞られた!?―「事前報道ルール」撤廃で加熱するスクープ合戦を整理すると…;「アベノミクス」の強力な援軍は、次期日銀総裁・黒田氏と旧知の間柄である“国際金融マフィア”のドンだった! ほか)
3(日本株はまだまだ「買い」!?―アベノミクス「成長戦略」の中身次第で世界マネーはさらに日本に集まる!;日印首脳会談の成功は中国包囲網の完成を意味する ほか)
4(20年五輪の開催地決定の1カ月前に内閣官房参与に任命されたロビイングの先峰;ジャパン・パッシングを連想させるルース前駐日米大使慰労パーティーの出席者リスト ほか)

著者等紹介

歳川隆雄[トシカワタカオ]
1947年、東京に生まれる。上智大学文学部英文学科中退。週刊誌記者を経て81年からフリージャーナリストに。現在は情報誌「インサイドライン」編集長。ニューヨークで発行する「The Oriental Economist Report」の東京支局長も務めている。日本外国特派員協会(FCCJ)、日本記者クラブ、日本ペンクラブ、外国特派員協会(OPC、ニューヨーク)会員。国際関係では日米問題やアジア問題(特に朝鮮半島情勢について)、また国内政治問題や国際金融問題などについても多くの論文、著作がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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