内容説明
維持・管理から活用・創造へ。収益性のビジネスを生む公共投資の形を提案する。
目次
第1章 次なる社会変革に向け転換が求められる日本の社会インフラ(日本の社会インフラの水準の高さ;莫大な資産を抱える我が国の社会インフラの将来展望;高度経済成長期に集中整備されたインフラの老朽化;今後の社会インフラの維持・整備を取り巻く変革点;社会インフラの危機を避けるために)
第2章 今こそ取り組むべき社会インフラの再設計(3つの方向性;社会インフラの減量;社会インフラの機能転換;社会インフラの横断管理;再設計に伴うインフラ市場へのインパクト)
第3章 社会インフラ再設計に向けた経営改革の取り組み(新たな段階に入ったアセットマネジメントとそれを支えるICT技術;再編・改革が必要な社会インフラ経営体;海外展開の一体的展開と改革の必要性)
第4章 社会インフラにおける政策・戦略構築の方向性(今後の社会インフラの方向性(基本的考え方)
社会インフラの統合的な計画・戦略の構築と推進
社会インフラに関わる制度設計の再設計
マネジメント改革
民間企業・経済界が備えるべきこと)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Ohe Hiroyuki
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野村総研の研究員による一冊▼我が国の社会インフラがどれだけ整備されてきたのかについて図示し、既存のインフラの修繕が必要となることやICTを活用した次世代の公共事業などこれからの公共事業の姿についてスケッチをしている。▼図やデータが豊富で、定量的な議論の土台となる良書である。データのほとんどが自社製であるのはさすが野村総研である。2015/10/31
tionmaeaccent
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Tatsuya Komura
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前半のコンパクトシティについては読みやすかったが、後半のアセットマネジメントや官民連携は微妙だった。PPPやPFIの事例があると分かりやすいのに。2011/11/17