共通番号(国民ID)のすべて

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共通番号(国民ID)のすべて

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  • サイズ A5判/ページ数 261p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784492211939
  • NDC分類 317.6
  • Cコード C3031

内容説明

これが年金問題、税制改革の決め手だ!これまでの論点を整理したうえで国家百年の大計としての制度を描き、それによって開かれる社会とビジネスを展望する。

目次

第1部 共通番号制度をめぐって(番号制度はなぜこれまで進まなかったのか;なぜ共通番号が必要なのか;共通番号の論点を整理する;諸外国の番号制度と日本のとるべき道)
第2部 納税者番号制度(納税者番号とは;総合課税と税の公平;諸外国における納税者番号制度;納税者番号制度の可能性)
第3部 共通番号で変わる社会とビジネス(共通番号の市場性と国家財政の再建;格差と社会投資、税制論議の方向性;新たな情報流通による市場の創出)

著者等紹介

榎並利博[エナミトシヒロ]
(株)富士通総研経済研究所主席研究員。1958年東京都生まれ。1981年東京大学文学部考古学科卒業、富士通株式会社入社。システムエンジニアとして、自治体向けシステム開発に従事。1996年(株)富士通総研へ出向。電子政府・電子自治体、行政経営、地域活性化の分野を中心に研究活動を行う。この間、新潟大学、中央大学、法政大学の各非常勤講師、早稲田大学客員研究員を兼務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hideaki Kusunoki

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新人教育の関係で昔自分が新人時代に読んだ本を再読。7年前の本ではあるが、いつどういった経緯で住民登録などの制度ができたかという説明が簡潔にまとめられているので重宝する。マイナンバーが付番されて情報連携がそろそろ始まろうという現在では、この本の半分くらいが「そんな時代もあった」と昔話にできるようになったことは喜ばしい限り。2017/05/27

茶幸才斎

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平成27年の利用開始を目処に導入が検討されている「社会保障・税に関わる番号制度」に関し、共通番号の必要性を力説し、特にこれを納税者番号として使い、所得や資産を正確に捕捉して高い精度で公平に徴税できるようにすべき、と強く主張している本。筆者の描く青写真とは、利用分野の限定、住民票コードとは違う番号の付番、符号による複雑な連携基盤、という点で異なる制度設計が現在進行中である。それにしても、町の小さな薬局や介護サービス事業所までが専用回線(LGWAN?)で結ばれ共通番号を連携するなんて、全く想像できないのだが。2011/11/26

kozawa

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割と色んな観点紹介してあってこの分野に興味があれば読んでおいてよさそう。後半納税者番号制度と税の公平性へ話が及んで、それらについては著者の立ち位置が全面に押し出されすぎている気はするが、読むのに害があるとまでは思わなかった2011/03/20

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