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RIETI経済政策分析シリーズ
平成バブル先送りの研究

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  • サイズ A5判/ページ数 346p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784492211496
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C3031

内容説明

90年代初頭の政治力学を丹念に追い、政治学における不良債権問題研究の欠落を埋めようとした、画期的研究。

目次

第1部 不良債権問題はまぜ深刻化したか(「不良債権処理先送り」の政治学的分析―本人混迷と代理人の裁量;バブル崩壊局面における政策ラグとその発生構造―マスメディア報道からみた不良債権問題の初期認知と政策当局の「先送り」構造;地価バブルへの対応はなぜ遅れたか―東京の問題が日本の問題に転じるまで)
第2部 不良債権問題「先送り」の構造(「先送り」の構造―1992年夏、公的資金投入はなぜ「先送り」されたか;日本における不良債権問題の「先送り」―金融機関による不良債権処理の「先送り」と政府による金融機関処理の「先送り」;金融危機の中の大蔵省と日本銀行)
第3部 マクロ経済の視点と国際比較(「先送り」と財政政策―何が「先送り」を失敗させたのか?;金融危機対応の比較分析―1990年代前半のスウェーデンと日本)

著者等紹介

村松岐夫[ムラマツミチオ]
学習院大学法学部教授、京都大学名誉教授、前経済産業研究所ファカルティ・フェロー。1962年京都大学法学部卒業。京都大学博士(法学)。京都大学大学院法学研究科教授等を経て現職
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