内容説明
多面的かつ大規模に進む終着点の見えない改革の全容。マイロトレンドとなった改革がどのように始まり、どのように波及・伝播したか。どこで収まるのか。実務家が実証的に解明。
目次
プロローグ(世紀転換期の包括的地方ガバナンス改革;地方分権改革/従来型改革/NPM改革/住民参加経営改革)
第1部 地方分権の軸(都道府県における市町村分権の分析;日本の地方自治における自治組織権 ほか)
第2部 ニュー・パブリック・マネジメントの軸(NPMと日本への浸透;都道府県におけるNPM型行政改革 ほか)
第3部 住民自治の軸(地方分権がもたらす行政のマネジメント化とパートナーシップ化―NPMとパートナーシップ論の合流による「第三の道」型改革;市民参加先進都市を目指す京都市の取組み―市民参加検討プロジェクトチーム報告書を中心に ほか)
エピローグ(地方ガバナンスに関する九〇年代の諸改革)
著者等紹介
村松岐夫[ムラマツミチオ]
京都大学大学院法学研究科教授、京都大学博士(法学)。1940年静岡県生まれ、1962年京都大学法学部卒業、同年京都大学法学部助手、1964年同助教授、1976年同教授
稲継裕昭[イナツグヒロアキ]
大阪市立大学大学院法学研究科教授、京都大学博士(法学)。1958年大阪府生まれ、1983年京都大学法学部卒業、同年大阪市役所勤務、1996年姫路独協大学助教授、2000年大阪市立大学法学部助教授、2001年同教授
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