出版社内容情報
日本人の古来からの哲学は「抑制」と「調和」。これに依拠してアメリカ、アジアに対峙し、「世界のバランサー」としての役割を果たせと説く、著名な文明史家の卓見。
内容説明
日本よ、いまこそ調和と抑制の伝統に還れ。「世界の江戸化」を提唱する入江文明論の新境地。
目次
1部 アメリカ型「普遍主義」の終焉(日本国家「最後の勝ち方」;日米関係の過去と未来 ほか)
2部 アジアの世紀への恍惚と不安(日韓「心話会」事件の顛末;「脱亜入欧」の真実 ほか)
3部 皇室は何のためにあるか(正統と簒奪の政治学;皇室は何のためにあるのか ほか)
-
- 和書
- 健爺の鎌倉散歩ノート