太平洋戦史の読み方

太平洋戦史の読み方

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 265p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784492210475
  • NDC分類 391.2
  • Cコード C3021

内容説明

太平洋戦争の史実をより正しく知るためには主要戦史をどう読むべきか。「実戦を体験した戦史家」による興味津々の戦史書批判。

目次

第1部 必要な予備知識(戦争とは?;日本の戦争指導機構の特異性;戦陣訓が与えた深刻な影響;『戦史叢書』編纂時の事情)
第2部 『戦史叢書』の問題点(緒戦の大勝の時期;互角の作戦の時期;防戦一方の時期;絶望の戦いの時期)
第3部 『失敗の本質』の問題点(日本軍の失敗から何を学ぶか;失敗の事例研究;失敗の本質―戦略・組織における日本軍の失敗の分析;失敗の教訓―日本軍の失敗の本質と今日的課題)
結び 戦史の総合的な読み方

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

山中鉄平

1
戦史類は一般的にバイアスがかかっている、即ち著者の知識レベル思想的傾向に彩られるため誤った読み方をしてしまう可能性がある。さらに読者の側も戦争は悪だと決め付けて読んでしまえば戦争に関する理解が客観性を欠き偏狭となる可能性がある。本書は特に太平洋戦争に関する『戦史叢書』を取り上げその記述を批判しつつどう読んでいけばよいのかを助言してくれる。まあ私は読んでも内容は忘れてしまう読者で情けない話だが国の為にかつて戦い今も闘う人々への尊敬を忘れぬ様にしたいものだと思う。2025/01/27

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/68109
  • ご注意事項

最近チェックした商品