内容説明
アメリカ議会の対日批判、保護主義法案、決議案提出は、一層激しさを増している。日米関係の今後を理解するには、本書を通じアメリカの政策決定過程におけるアメリカ議会の役割、駆け引は、攻防、手続、慣習を知ることが重要だ。
目次
第１章 永久に無料
第２章 「法案を通過させろ」
第３章 法案未だ死なず
第４章 反対派の小競り合い
第５章 よい知らせ、悪い知らせ
第６章 困った時の友
第７章 おとなしい人
第８章 浄化装置と二匹の大魚
第９章 接戦
第１０章 下院の面目―青い紙片
第１１章 下院議長語る
第１２章 「ほとんど成功」
第１３章 河川上にて
第１４章 思いがけない連合
第１５章 接戦再び
第１６章 再考
第１７章 グッド・オールド・ボーイ
第１８章 やったぜ
第１９章 絶好の機会
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kenji Suzuya
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新聞記者による立法過程への密着ドキュメンタリー。アメリカ議会の立法過程の実態がよくわかる。特に立法に際して、法案の内容から投票行動までかなり広範に利益団体の活動が見られた点は興味深かった。そのほか、投票に際して態度未決の議員に対する説得活動や、当初敵対していた当事者が後に協力するようになるのも。そしてやはりだが、ロビー活動には相当の資金が必要であるということも。2012/06/21
