内容説明
プロが教える文章講座。誰でも簡単に、上手に書ける「正・的・簡・易」の法則。
目次
第1章 誰でもスグに、簡単に文章は書ける
第2章 これが書き方の「基本テクニック」だ
第3章 上手に書くための「応用テクニック」
第4章 シーン別「書き方の秘訣」
第5章 「eメール」を書くルールとマナー
第6章 「プロの文章を書く」ためのヒント
著者等紹介
野村正樹[ノムラマサキ]
1944年神戸市生まれ。慶応義塾大学経済学部卒。67年サントリー(株)入社。営業部、宣伝部、マーケティング部等で活躍。79年には流行語「シティ・ウオッチング」を提唱し、トロピカルカクテル、ブランデーアメリカンのほかのキャンペーンをヒットさせる。86年には『殺意のバカンス』で推理作家としてデビュー、91年に『シンデレラの朝』で日本文芸大賞現代文学賞受賞。94年サントリーミュージアム「天保山」開館を推進し、広報部長に就任。95年独立し、現在NML野村オフィス代表として、マーケティング、広告、サラリーマンのライフデザイン、トレンド・世代論、都市論、推理小説などの著作・講演活動に専念。日本推理作家協会、日本ペンクラブ、日本文芸家協会会員
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Seiya Suzuki
2
書くこと全般に関して幅広くノウハウが紹介されていた。特に真新しいことは少なく、浅く広くの本だった。といえば、悪く聞こえるが、執筆に迷った時、この本をザッと見返すことで、自分が迷っていた暗闇の袋小路に一条の光が差し込むこともあるかもしれない。初めて知ったのは~エッセイの書き方~だ。効果的な組み立て方を紹介したい。<①まくら・・・たとえ話や街の話題など、読者に興味を持たせる話題の提供。②さわり・・・それを踏まえて自分の言いたい主題③結論・・・主張のまとめと、余韻を残す一言など。>2013/04/16
ササキマコト
1
タイトルは煽り気味ですが、中身は堅実でした。個人的には「書く」より「文字で伝える」と表現した方がしっくりします。書く内容に対する基本的なルールや構成のお話から始まり、報告書や企画書、あるいは手紙やエッセイ等のシーン別の書き方ポイントに至るまで、幅広く触れられていました。とは言え、小説などの「表現者」を目指す人向けではないのでご注意ください。あくまでビジネス文書等の文字で「内容を伝えたい」人向けの指南書です。2013/12/15
Humbaba
1
文章を書くときには、相手の立場にたって書くことが重要である。自分はすべての情報がわかっている状態で書くが、相手もそうであるという保証はない。内容を理解すれば明らかに伝わる情報であっても、全く知らない人が読めば想像もつかないということは充分に起こりえる。その点を注意して、短文で伝えることが大切である。2013/07/30
ユウ
0
無難。2015/04/22
kumi.o-e-o
0
分かっているつもりでも、もう一度基本からおさらい。2009/12/01