内容説明
多様な分野にわたって活動し、新たな社会の担い手として台頭しつつあるNPO(非営利組織)の現状と課題を理解する、学生・研究者から実務家までの幅広いニーズに応える教科書の決定版。
目次
第1章 NPOとは何か(非営利組織の世界;NPO法人と公益法人の制度;社会福祉法人などの制度)
第2章 非営利組織の活動から(福祉医療の分野;子どもと教育;環境にかかわる団体;地域づくりに携わる非営利組織;国際交流と国際協力;個別の分野を超えて)
第3章 社会の中のNPO(非営利セクターの大きさ;世界の非営利組織;非営利組織はなぜ存在するのか;規制改革の流れの中で;NPOらしさとは;企業とNPOの協働とクロスオーバー;NPOとギョウセイノパートナーシップ):第4章 NPOのマネジメント(NPOにも必要なマネジメント;経営資源の開発;組織運営;NPOの活動を支援する仕組み;寄付と税制;成果を出し、信頼性を高める)
第5章 過去から未来へ(非営利組織の戦後史;行政改革と公益法人;公と私をつなぐもの)
著者等紹介
雨森孝悦[アメノモリタカヨシ]
日本福祉大学大学院国際社会開発研究科教授。1951年兵庫県生まれ。1975年大阪大学経済学部卒業。学術修士(大阪大学大学院人間科学研究科)。国際協力推進協会、日本国際交流センター、とよなか国際交流協会などで民間の国際協力、交流に従事。1991~92年ジョンズ・ホプキンス大学のレスター・サラモン教授らとともに非営利セクター国際比較研究に従事。2001年日本福祉大学経済学部助教授を経て、2007年より現職(非営利組織論)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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