内容説明
不動産金融商品は不動産のあり方のうち、収益を生み出すという面に着目し、金融調達手段、そして投資の対象として利用しようというものです。不動産金融商品は今後、さまざまなバリエーションで社会に浸透する可能性があり、企業の財務・不動産担当者や金融機関、不動産会社で働く人々にとって、その知識は必須と言えます。そこで、本書では不動産金融商品について、前提知識から全体像、個別の商品の概略までをやさしく解説しました。
目次
第1章 金融商品としての不動産(間接金融から直接金融へ;資金調達の多様化 ほか)
第2章 不動産の流動化・証券化の仕組みおよび商品(流動化・証券化とは;不動産流動化の仕組み ほか)
第3章 不動産を運用対象とする商品(不動産ファンド)(不動産ファンド・投資信託とは;J‐REIT(不動産投資) ほか)
第4章 金融化を支えるインフラ(不動産の金融化を支えるインフラ;情報開示 ほか)