小説 北里柴三郎―ドンネルの男

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  • サイズ 46判/ページ数 335p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784492062142
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

ペスト菌の発見などの功績で日本初のノーベル賞候補になり、日本細菌学会初代会長でもある北里の足跡を、コロナ禍の今、世に問う。

内容説明

ペスト菌の発見、日本人初のノーベル賞候補…今こそ知っておきたい、日本医学の礎を築いた男の生涯。

著者等紹介

山崎光夫[ヤマザキミツオ]
1947年福井市生まれ。早稲田大学卒業。TV番組構成業、雑誌記者を経て、小説家となる。1985年『安楽処方箋』で小説現代新人賞を受賞。特に医学・薬学関係分野に造詣が深く、この領域をテーマに作品を発表している。1998年『藪の中の家 芥川自死の謎を解く』で第17回新田次郎文学賞を受賞。「福井ふるさと大使」も務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スプリント

9
海外での名声とは裏腹に帝大閥がはびこる日本では不遇の時が長かった北里柴三郎です。 福沢諭吉が熱心に支援をしていたことを本書で知りました。2020/11/10

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2
コロナ禍の中、日本の感染症対策の礎を築いた人のことを知りたいと思い読み始め。千円札の肖像画になることが決まり、興味がありましたし。正直これまで勝手に物静かな学者を想像していましたが、肥後もっこすで、ここまで感情の激しい人のことだったとは。また、人生そのものがドラマチック。小説にもなるわけですね。あとがきにも書いていましたが、今もし北里柴三郎がいてくれたら、とつい想像してしまいましたが、彼の意思を継ぐ多くの方達が奮闘されていることと思います。この時期だからこそ一度読むべき本だと思います。2020/10/02

Yoshitaka Naito

0
困難に負けず、終始一貫、病気の解明と医療・衛生事業に生涯を捧げた素晴らしい人だった。辛い時はまた読み返そうと思いました。 2024/03/25

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