内容説明
親鸞研究の第一人者が、親鸞の足跡の全てを調査し、信憑性のある史料だけをもとにして、布教に生きた90年の生涯を綿密に分析。長い歴史の中で装飾されてきた親鸞像からフィクション的な要素を取り除き、語られることのなかった実像に迫る。
目次
第1部 若き親鸞の実像(出自と出家時代;六角堂参篭から「本願に帰す」;空也から見る念仏聖の系譜;法然と門弟たち;法然と親鸞の関係 ほか)
第2部 流罪と布教時代の親鸞(越後の親鸞の流罪生活;恵信尼と親鸞の越後;善光寺信仰と親鸞;親鸞と関東の門弟たち;親鸞の常陸奥郡への布教活動 ほか)
著者等紹介
武田鏡村[タケダキョウソン]
日本歴史宗教研究所所長、歴史家、作家。浄土真宗の僧籍も持つ。1947年、新潟県生まれ。1969年新潟大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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