山は市場原理主義と闘っている―森を守る文明と壊す文明との対立

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山は市場原理主義と闘っている―森を守る文明と壊す文明との対立

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  • サイズ B6判/ページ数 333p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784492061534
  • NDC分類 163.1
  • Cコード C3033

内容説明

日本の山々がグローバル資本に狙われている―「山」「信仰」「食」の視点から東西文明を比較検証し、次代の共生モデルを提言。

目次

第1章 山は日本文明未来のキーワード
第2章 人はなぜ山を崇拝するのか
第3章 山を征服する肉食文明・崇拝する魚食文明
第4章 山は新たな時代の到来を予告している
第5章 ユダヤ・キリスト教も山で生まれた
第6章 山に祈る心が地球と人類を救う

著者等紹介

安田喜憲[ヤスダヨシノリ]
1946年三重県生まれ。東北大学大学院理学研究科修了。理学博士。環境考古学専攻。フンボルト大学客員教授、京都大学大学院理学研究科教授(併任)など歴任。中日文化賞、紫綬褒章受章。現在、国際日本文化研究センター教授、スウェーデン王立科学アカデミー会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

30
◉市場原理主義が日本民族を消滅させる(14頁~)。市町村合併は歴史と伝統そして風土を体現する美しい地名を廃止し、思いつきの地名に変えて合併を断行。目先の補助金獲得のため、地名を廃棄した。儲かった町などない。残ったのは心のしこりだけ(15頁)。先ほど、木曽町役場に合併10周年のことを尋ねたが、福祉バスが100円で回るようになったのがよかったことだと企画財政課長はノタマワレタ。? 慢性赤字体質でしょ。そんなのもつのか? ◉山を忘れない日本人(110頁~)。2015/12/11

さきん

4
山もまた農業とおなじように経済的価値に置き換えられ、市場原理化のもと荒廃していっている。どれだけを経済から守り、どれだけを経済の中で生かしていくか、日本人の今後の生活スタイルも問うている。2015/07/10

Hiroki Nishizumi

3
「日本すげ〜」の元祖みたいな感じだ。言いたいことは分かるがバイアスが強い。ヤギと羊のくだりは少し掘り下げて調べたいと思った。2017/10/20

ひろ

1
22010/08/22

あじゅ

1
タイトルにつられて買ったけど、内容は残念。とにかく山、守れば良いんでしょ。で、日本は山を大事にしてきたんでしょ。わかったわかった。

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