内容説明
戦後日本が積み残してきた俺たちの“罪なき罰”。深化する中国人犯罪をルポし続ける著者が挑む、渾身の“暴龍”小説。殺される日本人…。日本人か中国人か、血を呪う残留孤児二世…。福建マフィアと731部隊を結ぶ、殺人現場に残された“レモン”。日中戦後史の、葬られた“血の回廊”を追う。
著者等紹介
森田靖郎[モリタヤスロウ]
1945年兵庫県出身。1970年代初めに中国を初めて訪れる。その後、文化大革命、改革開放、天安門事件、香港返還と、奔流渦巻く中国と同時代を生き、常に現場に立ち、ルポを発信し続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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