出版社内容情報
家康と直接かかわった名臣群像を描いた歴史読み物。19人の家臣たちの関係を通して、分断支配を特色とする独特の人心掌握術、操縦術の本質を浮かび上がらせる。
内容説明
「人づかい」の技術。時代を超えて変わらない経営の原点を読み直す。
目次
第1部 家康の人づかい
第2部 家康名臣伝(政略家にして勇猛な創業の功臣―井伊直政;裏目に出た老臣の忠誠心―酒井忠次;家康の理解を超えた直線的忠誠―天野康景;「裏切った過去」を負って生きる―本多正信;下剋上の論理を否定する主従関係の実践者―鳥居忠吉・元忠;非情に切り捨てられた「幕閣の実力者」―大久保忠隣;全幅の信頼を受けた初代京都所司代―板倉勝重「天下のご意見番」の疑念と鬱憤―大久保彦左衛門 ほか)