米百俵と小林虎三郎

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  • サイズ A5判/ページ数 187p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784492061282
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0093

出版社内容情報

小泉首相の就任所信表明で有名になった『米百俵』の逸話を、ベストセラー作家の小説と地元の第一人者による歴史評伝の豪華二本立てで紹介。読者の涙を誘う感動の物語。

内容説明

小泉首相が賞揚した感動秘話の決定版。初めての本格的評伝で、その真実に迫る。

目次

第1部 小説 米百俵―小林虎三郎独言(童門冬二)
第2部 小林虎三郎とその時代(稲川明雄)(小林虎三郎;戊辰戦争;国漢学校;戯曲『米・百俵』の秘話)

著者等紹介

童門冬二[ドウモンフユジ]
歴史作家。昭和2年、東京生まれ。東京都庁に勤め、知事秘書、広報室長、企画調整局長、政策室長などを歴任して退職、作家活動に入る

稲川明雄[イナガワアキオ]
長岡市立中央図書館館長。昭和19年、新潟県長岡市生まれ。長岡市立互尊文庫司書、長岡市史編さん室長などを経て現職。長岡郷土史研究会会員
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感想・レビュー

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にゅ

2
戊辰戦争後焼け野原となった長岡。厳しい雪が降る冬の中、食料も尽きて餓死者が出ていた。小林は、このような状況で「今食えないから、この先食っていける様教育に投資する」と、寄付された米百俵を学校設立の費用にした。この実行力は並大抵ではない。周囲からは鬼の様に反対されたと言う。そりゃそうだろう。殺されてもおかしくなかったのではないだろうか。しかし賛同する者もいた。北越の豪雪地帯に住む人々は、その土地柄から忍耐強い人が多いと言われるが、そのお陰で多数の著名人を排出し、その後の国作りに貢献できたのは大したものだと思う2020/12/24

ダージリン

1
長岡の地から多くの俊才が排出されたのは、「米百俵」に見られる教育への熱意によるのではないか。小林虎三郎の果たした役割は大きかったと言えよう。しかし、河合を比べてしまうと小林虎三郎はドラマ性には欠ける。仕方ないことだが。2011/10/23

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