土の思想火の経営―岩谷直治の生きかた

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  • サイズ B6判/ページ数 274p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784492061176
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C3034

内容説明

一過性の浮わついた賛辞をあびた「ウサギの経営者」に対し、岩谷直治は典型的な「カメの経営者」であった。自らの矜持とする“生きざま”の目標に向かい、凛とした姿勢でもって、ただひたすらに歩き続けた。そして結局、「カメの経営」は21世紀へのパスポートをいち早く手に入れることができたのである。いま大変革の時代を迎え、ウサギ経営の全面崩壊に反比例する形で、直治の孤独な道程の意味が、初めて広く理解され始めようとしている。本書のタイトルにした「土の思想」と「火の経営」とは、岩谷直治の「カメの経営」を生み、推進した基本理念と道筋を意味している。

目次

第1章 故郷の原風景―土の思想の原点
第2章 大田農学校に学ぶ
第3章 神戸ででっち奉公
第4章 震災とカトリック
第5章 独立と再出発
第6章 「土」と「火」の使命感
第7章 「農の思想」と水素エネルギー
第8章 岩谷精神の継承

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夜郎自大

1
仕事の関係で岩谷直治氏のことに興味が湧き読んでみた。ビジネス倫理は時代によりその白黒の線引きが変わってきており、現在のビジネスに全く同じようには適用できない。しかし、ビジネスの根幹である社会人育成のコアは倫理観の醸成であることは全くの同意。倫理観を大事にしながらも、情緒ではなく合理性の追求が事業であること、というのは文字にして読んでみると改めて説得力を持つ言葉だ。2014/06/18

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