出版社内容情報
松平定信から吉田松陰まで、当時のエリートを感銘させた山片蟠桃「夢の代」。ビッグバンへの対応からリーダーの心の改造まで、日本再生の行動指針がここにある。
内容説明
無能・考え違い・モラル崩壊。―駄目な指導者のもとで深刻化する大不況。不動産流動化、ビッグバン対策からデフレ時代の生き方まで、とっておきの秘策を蟠桃先生に聴く。
目次
1 世を治め民を救うの論(指導者の心構え;「日送り政治家」を枢要に就けるな;臨機応変の処置の心構え;利は元にあり ほか)
2 貨幣・金融制度改革への提言(亀は宝、貝は貨、泉あり銭を使う;貨幣は平和時に安定政権の権威の下で流通する;貨幣価値は政府の信用力;国民の気持ちの安定が諸物価を安定させる ほか)
3 東洋本来の指導者思想(指導者教育の原点は、胎児からの母子教育;自分を自ら欺くことなかれ;人のもつ徳は「広い知識」と「慈悲の心」;真実を読むには力を抜きなさい ほか)
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- 和書
- 学城 〈第5号〉