出版社内容情報
元禄バブル崩壊後のデフレ経済の中で「石門心学」を説いた江戸期の思想家・石田梅岩。主著『都鄙問答』『倹約斉家論』から、今も有効な日本人の生き方を読み解く。
内容説明
「石門心学」の祖、『都鄙問答』『倹約斉家論』の著者。難解にして広大無辺と敬遠されていたその哲学の真髄を、「ビジネス問答」として平易に再現。忘れかけていた日本人の仕事への姿勢、生き方の原点がここにある。
目次
1 倹約と「けち」
2 足るを知る(石田梅岩の思想;事業が繁栄する道理を理解すべし;やはり商人は儲けなされ;技葉末節にとらわれず真理を求めよ;仕事に精が出せるのは充実した家庭があるから)