出版社内容情報
\ 「見えないゴリラ実験」で世界が騒然 /
\ 世界有数の認知心理学者、待望の最新作! /
「見えないゴリラ実験」とは、私たちが動画の中で人がバスケットボールを投げる回数を数えることに集中していると、意外にも画面の中でゴリラの着ぐるみが歩いていてもそれに気づかない、という現象を証明した(この実験はイグ・ノーベル賞も受賞)。
「見えないゴリラ実験」(著者ダニエル・シモンズのサイト)
https://youtu.be/vJG698U2Mvo?feature=shared
「社会科学におけるもっとも重要な研究の1つ」と称される実験だ。 また、ダニエル・カーネマン、キャス・サンスティーン、ナシム・タレブ、リチャード・ドーキンスといった有名著者たちの作品中でも大きく取り上げられている。 本書は、同著者の満を持しての新著である。
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かつてないほど
人間の頭脳と判断力が
あてにならない時代に備える!!
いつのまにか巻き込まれる
ズルい手法を徹底検証!!
◆知らずしらずのうちに……ズル賢い人が使う巧妙な手口
◆「なぜ私はこれに心当たりがあるのか」と自問せよ
◆意志決定者が気をつけるべき「3つの原理」
◆こうして「答えになっていない答え」にうっかり引き込まれる
◆相手の弱点を見破る「3つの質問」
◆世界的に有名な心理学の研究も「ウソ」だらけ
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目次
ハビット(集中フォーカス―相手は何を隠しているのか;予測プレディクション―「期待外れ」を喜べ;思い込みコミットメント―判断を後回しにする;効率エフィシェンシー―相手の痛いところを突く)
フック(一貫性コンシステンシー―この世界は不合理だ;親近性ファミリアリティ―「これ知ってる」を疑え;正確性プレシジョン―“数字”の落とし穴;有効性ポテンシー―「奇跡」と「ドラマ」はない)
著者等紹介
シモンズ,ダニエル[シモンズ,ダニエル] [Simons,Daniel]
イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校心理学部教授。同校の視覚認知研究所ディレクター。過去にハーバード大学心理学部の助教授および准教授も務める。カールトン・カレッジで学士号を、コーネル大学で実験心理学の博士号を取得。視覚認知と視覚認識の分野で世界有数の研究者であり、人間の知覚、記憶、認識の限界について先駆的な発見をしてきた。「見えないゴリラ実験」で、2004年にイグ・ノーベル心理学賞をチャブリスとともに受賞している
チャブリス,クリストファー[チャブリス,クリストファー] [Chabris,Christopher]
ペンシルベニア州の統合医療機関である「ガイジンガー」教授。行動・意思決定科学プログラムの共同ディレクターおよび行動洞察チームの教員共同ディレクターを務める。過去にハーバード大学やユニオン・カレッジでも教鞭を執る。「心理科学協会(Association for Psychological Science)」フェロー。主な研究テーマは意思決定、注意力、知能、行動遺伝学
橘玲[タチバナアキラ]
作家。2002年、国際金融小説『マネーロンダリング』でデビュー。新書大賞2017受賞の『言ってはいけない 残酷すぎる真実』(新潮新書)ほか、近著の『世界はなぜ地獄になるのか』(小学館新書)などベストセラー多数
児島修[コジマオサム]
翻訳家。立命館大学文学部卒業(心理学専攻)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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