「感情」は最強の武器である―「情動的知能」という生存戦略

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「感情」は最強の武器である―「情動的知能」という生存戦略

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  • サイズ 46判/ページ数 304p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784492047330
  • NDC分類 141.6
  • Cコード C0036

出版社内容情報

「直観力」「やる気」「リスク評価」……
感情や情動は生命の進化がもたらした究極の能力だ!

最先端の「感情神経科学」が明らかにした、
感情や情動の驚くべき世界。

今、「感情神経科学」は大革命のさなかにある。
そして、かつては「的確な判断の邪魔をするもの」とされてきた感情や情動は、
進化がもたらした生存のための最強の能力であることが明らかとなっているのだ。
自分の情動状態を知り、感情を手なずけ、活用するための、
最先端科学の知見が満載の書。

★本書で得られる知見★
・感情や情動は、進化がもたした生存のための卓越した能力である
・人は情動がなければ何も行動を起こせない
・あなたの意思決定は、ポジティブな状態か、ネガティブな状態かという
 「コア・アフェクト」に大きく影響される
・やる気も鉄の意志も情動によってもたらされるが、
 それらは睡眠不足や加齢によって衰えてしまう。
・喜びやポジティブな情動は人を創造的にし、リスクを取るように促す。
・悲しい気持ちのときは、より現実的で正確な判断を下せる。
・空腹感は(食べ物に限らず)ものを手に入れることを促し、
 嫌悪感はものを手放すことを促す。
・「欲しい(欲求)」と「好き(嗜好)」は脳の別の回路によるものである
 (「好きではないのに欲しい」という衝動も生じうる)。
・情動は伝染する。幸せな人に囲まれていると幸せになれる。
・社会的な成功を収めている人は、他人の感情を理解したり、
 自分の情動をコントロールできるなど情動的知能が高い。
・自分の情動プロファイルを知れば、感情を手なずけていつでも役立たせられる
……


「情動状態のダイナミクスを意識することは、人生の成功に欠かせない要素の一つである。
やる気を出したり、衝動を抑えて気分を整えたり、他人に適切に対応したり上で役に立つのだ」
(「第2章 情動の目的」より)

内容説明

「直観力」「やる気」「リスク評価」…生命の進化がもたらした究極の能力!最先端の「感情神経科学」が明らかにした、感情や情動の驚くべき世界。

目次

第1部 情動とは何か(思考と感情―情動とは何か、感情の理論はどのように発展してきたか;情動の目的―情動の進化上の目的と、昆虫から人間まで動物における情動の違い;心と体のつながり―身体状態は思考や感情にどのような影響を及ぼすのか)
第2部 情動の驚くべき力(情動が思考を導く―情動が情報処理に及ぼす影響;感情はどこからやって来るのか―脳はどのように情動を形作るのか;動機‐欲求と嗜好の関係―欲望の起源と脳内の快楽、および両者と動機の関係;情動と決意―情動は鉄の意志をもたらす)
第3部 情動の傾向と情動を抑える術(あなたの情動プロファイル―自分がどのような情動を持ちがちで、状況にどのように反応しがちなのかを知る;情動を操る―情動をどのようにコントロールするか)

著者等紹介

ムロディナウ,レナード[ムロディナウ,レナード] [Mlodinow,Leonard]
カリフォルニア大学バークレー校で理論物理学の博士号を取得し、マックス・プランク研究所でアレクサンダー・フォン・フンボルト・フェローを経て、カリフォルニア工科大学で教壇に立った(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あつお

14
「感情は理性の敵」と思い込んでいた私にとって、本書は価値観を根底から揺さぶる一冊だった。感情は厄介なものではなく、むしろ生存や意思決定を支える「最強の武器」であるという視点には驚かされた。ネガティブな感情ですら集中力を高め、行動の動力源になり得るという事実に、感情への向き合い方を見直す必要性を痛感した。EQを鍛えることで、自分や他人の感情に対して柔軟に対応でき、よりよい人間関係や幸福な生活に近づける。感情と理性を対立ではなく「統合」する姿勢こそ、これからの時代に必要な知恵だと強く感じた。2025/05/01

月をみるもの

14
「世界を救った男」ペトロフのエピソードが興味深かった。しかし、一般的な決断に、どのように感情が影響してるのかとか、その進化的な意味とかについての掘り下げはいまひとつ。  https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%8B%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%83%95%E3%83%BB%E3%83%9A%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%952023/08/11

turtle

6
単に「急いでくれない?」と頼むのではなく、「急いでくれない?もっと早く飲みたいんだけど」と理由を付け加えるだけで聞き入れてくれる可能性がある、とのこと。理由の中身ではなく、理由を言われたという事実だけで協力したいと思ってしまうらしいのですが、どうなんでしょうね。 いつか試してみたいとは思いますが。2023/10/08

るるぴん

5
筆者は科学者で「感情や情動」は生命の進化がもたらした究極の能力だ!と語る。虫ですら行動の源に「情動」があるという。これはあらゆる実験で確認できているそう。自分の情動状態を知り、感情を手なずけ、活用するためのプロファイル調査アンケートが末尾についている。 1 決意力 2 羞恥心と罪悪感 3 不安感 4 怒りと攻撃心 5 幸福感 6 恋愛/愛情 「自分の傾向」を知っておくだけで、仕事やプライベートでの判断時に役立ちそう。寝不足、不安、焦り、恐怖などのマイナス感情の時には判断をミスりがちとのこと。2024/01/11

古民家でスローライフ

5
感情や情動が、人の思考や行動に与える大きな影響を、最先端の感情神経科学を元に、それをいかに、コントロールして生きるかというのを、様々な事例を元に解説した本。生物の進化の過程で、生き残るために、情動や感情の働きは重要なものであり、現代人にとっても、その影響力は大きい。ポジティブなことよりもネガティブなことを大きく評価する傾向があるというのは、心理学でも証明されていることだが、感情を意識し、その影響力を知ることで、思考や行動をコントロールできる。自分の感情を意識し、コントロールする訓練は生きる上で重要なこと。2023/12/04

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