子どもの人生は「腸」で決まる―３歳までにやっておきたい最強の免疫力の育て方

ギルバート，ジャック〈Ｇｉｌｂｅｒｔ，Ｊａｃｋ〉/ナイト，ロブ〈Ｋｎｉｇｈｔ，Ｒｏｂ〉/ブレイクスリー，サンドラ【著】〈Ｂｌａｋｅｓｌｅｅ，Ｓａｎｄｒａ〉/鍛原 多惠子【訳】

東洋経済新報社（2019/04発売）

• サイズ B6判／ページ数 384p／高さ 19cm
• 商品コード 9784492046432
• NDC分類 493.91
• Cコード C0036

出版社内容情報

子どもの腸内環境の第一人者がＱ＆Ａ方式で解説。子どもの腸に最適な食べ物・環境・暮らし・治療・薬を網羅した決定版！

内容説明

子どもを牧場に連れていくべき？薬用石鹸を使うべき？抗生物質は腸に影響する？１００の質問に答えるＱ＆Ａ方式！妊娠・出産から子どもの離乳食、食事、薬、病気、環境、暮らし、予防接種、検査まで、最新科学をもとにアドバイス！

目次

微生物が支配する惑星と人類
子どものマイクロバイオームは３歳で決まる
微生物は妊娠に重要な役割を果たす
誕生―マイクロバイオームとの出合い
母乳哺育と子どもの健康
抗生物質は良い細菌も殺す
子どもを下痢とアレルギーから守るプロバイオティクス
アレルギーや病気を防ぐ子どもの食事
子どもの腸内微生物は大人とはまるで別物
腸と脳はつながっている
ワクチン接種の正しい考え方
清潔にしすぎることの悪影響
子どもの病気と微生物の関係
マイクロバイオーム検査の活用

著者等紹介

ギルバート，ジャック［ギルバート，ジャック］ ［Ｇｉｌｂｅｒｔ，Ｊａｃｋ］
シカゴ大学外科学教授および同大マイクロバイオーム・センター長。アース・マイクロバイオーム・プロジェクトおよびアメリカン・ガット・プロジェクトの共同創設者

ナイト，ロブ［ナイト，ロブ］ ［Ｋｎｉｇｈｔ，Ｒｏｂ］
カリフォルニア大学サンディエゴ校小児科学・コンピュータ理工学教授および同大マイクロバイオーム・イノベーション・センター長。アース・マイクロバイオーム・プロジェクトおよびアメリカン・ガット・プロジェクトの共同創設者

ブレイクスリー，サンドラ［ブレイクスリー，サンドラ］ ［Ｂｌａｋｅｓｌｅｅ，Ｓａｎｄｒａ］
『ニューヨーク・タイムズ』紙に４５年近く勤続し、数々のジャーナリズム賞を受賞

鍛原多惠子［カジハラタエコ］
翻訳家。米国フロリダ州ニューカレッジ卒業（哲学・人類学専攻）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ゆうろ]

腸内細菌のことを考えると、自然分娩、母乳保育、抗生物質はなるべく避ける、プロバイオティクスは効果的、抗生物質を服用した後は、ラクトバチルス・ラムノサスGGも服用する、戸外で動物、土、川、海で遊ばせる。また、ワクチンはウイルス感染の諸症状に比べれば、信じられないくらい安全。原本の書名が「Dirt Is Good: The Advantage of Germs for Your Child's Developing Immune System 」なのに、日本では自己啓発本のような煽る書名でないと売れないのか。

2022/01/22

[小國晴郎]

土を食べても問題ない。手は薬用石鹸で洗わなくてもいい。積極的に動物と触れ合っていい。食べ物が床に落ちても食べてもいい。微生物学の観点から子育てをみてみると、清潔意識の高い親御さんが敬遠しがちなことも、肯定的に捉えることができる。パースペクティブな知識や視点は、子育ての既存概念をディスラプトしてくれる。それにしても、腸は超大事。

2022/06/14

[みなまる]

専門用語があって読みにくかったり、妊娠中の話があったりだったので飛ばし読み。コロナがあってから消毒消毒の世界だけど、マイクロバイオームの観点からは色々過敏になりすぎなくていいんだと学んだ。

2022/11/12

[Sakai Marie]

宗教？ってくらい極端な内容の本。 子供の幼児食の参考にと思って、図書館で借りましたが、読む価値がないです。 エビデンスベースと書いておきながら、データのレベルの低いものや、反対意見の論文が書かれておらず、意見の偏りがひどいです。 一緒に入浴することで、腸内細菌が伝播することも、全く書かれておらず、不必要に不安を煽る内容だと思います。

2021/11/11