本当にあった15の心あたたまる物語

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本当にあった15の心あたたまる物語

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  • サイズ B6判/ページ数 264p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784492046098
  • NDC分類 936
  • Cコード C0036

出版社内容情報

アメリカの市井の人が舞台上で自分の物語を話す「THE MOTH」。3000を超える物語の中から感動の15話を厳選。「ザ・モス」はニューヨークを拠点に、舞台芸術の一ジャンルとしてストーリー・テリングに取り組む非営利団体である。宇宙飛行士やノーベル賞受賞者など著名人から、コメディアン、詐欺の被害にあった市井の人まで、多種多様な語り手が、自らの体験を10?15分の物語にまとめて、舞台でトークショーを繰り広げる。
 1997年にスタートした「ザ・モス」は、またたく間にニューヨーク中で行われるようになり、そのステージは今や全米各地に広がっている。これまでに「ザ・モス」が紹介してきた物語は3000を超え、「ウォール・ストリート・ジャーナル」で「ニューヨークで最も人気のある、最もヒッピー的な文芸イベント」と称された。
 言ってみれば、「誰もが参加できる身近なTED」である。

 それぞれの語り手は、「自分がどのようにして今の『自分』になったのか、その物語を語る。つまり、それぞれの人生での最大のできごと、人生の分岐点となったできごと。しかも、その多くは、自分の弱さ、過ち、知られたくないこと。だから、観客は共感を得て、感動するのである。

 原書では、3000以上の話から50の物語に絞り込んだが、日本語訳では、さらに15話に厳選している。
 
 つらい事件、悲しい境遇、思いもかけなかった出来事、とんでもないトラブル・・・・・・。
 どの話も心にしみます。


はじめに

「ザ・モス」について

story1 ミッション・トゥ・インディア
story2 タジクのソナタ
story3 エレベーターER
story4 地球の景色
story5 エンジェル
story6 シャーマン将軍が燃やさなかった家
story7 危険な家系図
story8 不思議な暗号
story9 私立探偵ジマーソン
story10 発展途上
story11 終わらなかった過去
story12 終末期介護
story13 完璧な瞬間
story14 上から見る花火
story15 ラスト・ライド

「ザ・モス」の盛況の秘密 解説に代えて

おわりに


キャサリン・バーンズ[キャサリン バーンズ]
編集

岡本 千晶[オカモト チアキ]
翻訳

内容説明

マザー・テレサの命を救った新米医師、ネジ1個に翻弄される宇宙飛行士、自分の出自に悩むノーベル賞遺伝学者、訳ありの家で在宅介護をすることになった医療助手、死期の迫る妻をハーレーに乗せて疾走するコメディアン…ニューヨークを拠点にしたトークイベント「ザ・モス」で語られた実話。著名人から市井の人まで多種多様な語り手が、自らの体験を短い物語にまとめて、聴衆を前にして舞台で語る、自分の弱さ、過ち、知られたくないこと…人生の分岐点になった15の物語。

目次

ミッション・トゥ・インディア(ジョージ・ロンバルディ)
タジクのソナタ(アノイド・ラティポヴナ・ラクマトラエヴァ)
エレベーターER(ジョン・レヴィン)
地球の景色(マイケル・マッシミーノ)
エンジェル(ダリル・DMC・マクダニエルズ)
シャーマン将軍が燃やさなかった家(ジョージ・ドーズ・グリーン)
危険な家系図(ポール・ナース)
不思議な暗号(シンシア・リッグス)
私立探偵ジマーソン(トリスタン・ジマーソン)
発展途上(エイミー・マリンズ)
終わらなかった過去(ケンプ・パワーズ)
終末期介護(ステファニー・サマーヴィル)
完璧な瞬間(ブライアン・フィンケルスタイン)
上から見る花火(フェイ・レーン)
ラスト・ライド(マイク・デステファノ)

著者等紹介

バーンズ,キャサリン[バーンズ,キャサリン] [Burns,Catherine]
「ザ・モス」芸術監督

岡本千晶[オカモトチアキ]
成蹊大学文学部英米文学科卒業。翻訳家。吹替を中心に映像翻訳にも従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

R

22
非常に面白い読み物でした。自分の体験を短い小話として披露するザ・モスというエンターテイメントを文章化したもので、様々な人が自分の身の上話めいたことをするのだけども、自分が救われた話、悩んでいる話、自分を語る話と、どれも面白いのだけども気付くと生きることについて考えさせられる内容ばかりに行き着いて、説教臭くもないのにじんと心に響くようで楽しい。自分が思ったことを他人に伝える、その感動の様を表現するということの面白さ、それを聞く楽しさがよくわかる一冊でした。2018/09/10

くさてる

16
著名人から市井の人までが自分が体験した実話を15分ほどの物語にまとめて語るトークイベントの書籍化。これ、題名で損している気がする。たしかに心あたたまるといってもいい話もあるけれど、そう言われてイメージするようなハートウォーミングさよりも、ずっと深く、突き刺さるようなシリアスな話という印象を受けました。それくらいどの話も切実で、明るく、真剣で、現実とはこういうものだと思わされる。原著は50の話が収録されていたそうなので、出来れば全部読みたかった。おすすめです。2018/06/17

ココマ

8
本来は舞台上で披露される、人の経験談を集めた本。とても苦しい経験を語る時、人はなぜか冗談ぽく自嘲しながらでなければ他者に伝えられない時もある。この本に出てくる幾つかの絶体絶命を経験した人の話は、そのような雰囲気を持っている。しかし中には少年時代に、誤って友人を射殺してしまった苦悩と共に生きているとか、出口のない話も登場する。聞く(読む)側にも人知れず深い苦はあるし、その互いの人生の苦悩にただ精一杯、百の励ましの言葉よりも無言で共感したり、ただ傍らにいるしかない時間も必要であろうという事を本書で改めて感じた2020/06/20

さぼてん

1
読みやすく、どんどん読み進めてしまいました。当たり前のことですが、それぞれの人にそれぞれの物語、歴史があり、そのほとんどが失敗談ですが、それを自分の言葉で語ってくれます。「ザ・モス」では、語り手は自分の失敗談を語ることで人生を語り、観客はそれを自分のことのように聴き入る。と、あとがきにありました。本ではなく、本物のザ・モスをみたくなりました。 2018/11/20

洋燈

1
体験者が語る多種多様な15話のストーリー。 短い文章に必要な部分だけが集約されていて、とても読みやすく、臨場感たっぷり。 どれもおもしろくて、中には衝撃的な話もあった。 ザ・モスは、TEDに似た観客の前でプレゼンするものらしい。英語が分かれば、ぜひ観たいんだけどなあ。

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