出版社内容情報
医学の進歩は異端から生まれた。糖質制限食と湿潤療法のカリスマ医師が、非科学的な医学界に警鐘を鳴らし、新しい医学常識を教える。
パラダイム・シフトはもう誰にも止められない!
医学は、異端が主流になる戦いの繰り返しで進歩してきた――。
「糖質制限食」と「湿潤(しつじゅん)療法」のカリスマ医師が、原因と結果を取り違えた非科学的な医学界に警鐘を鳴らし、新しい医学常識と良い医者の条件を明らかにした対談!
[本書の主な内容]
●専門医は自己批判できない
●歴史上の巨大転換「地動説」
●根拠がなかった医学常識
●原因と結果を取り違えている医者たち
●医者は科学を忘れている
●消毒は人の細胞を殺す
●傷を乾かすと細胞は干からびる
●カロリー制限食の限界
●生活習慣病に広く糖質過剰の影が
●大学病院から逃げてくる患者たち
●大規模な組織ほど変われない
●マスコミは新しい治療法の危険性を過大評価する
●巨大転換はバトルで加速する
●インターネットは巨大転換を10年で完了させる?
付記1 糖質制限食の考え方とやり方
付記2 湿潤療法の考え方とやり方
はじめに 夏井先生との対談 出会いと流れと 江部康二
第一章 「糖質制限」と「消毒否定」は医学界の巨大転換(パラダイム・シフト)
第二章 「消毒」を疑う
第三章 「糖質」を疑う
第四章 巨大転換(パラダイム・シフト)に抵抗する専門家たち
第五章 巨大転換(パラダイム・シフト)を加速する
付記1 糖質制限食の考え方とやり方
付記2 湿潤療法の考え方とやり方
おわりに ヘソ曲がりグループが歴史を変える 夏井 睦
【著者紹介】
江部 康二(エベ コウジ)
医師、高雄病院理事長
1950年京都府生まれ、京都大学医学部卒の内科医で現在は高雄病院理事長。糖尿病治療食として近年、急速に注目されている糖質制限食の先駆者の一人で、日本での認知を広めてきた最大の功労者。現在も、旧弊な学会と戦っている。2001年から糖質制限食を糖尿病治療食として積極的に導入し、2013年までに1600人を超える患者に指導、入院症例は700例を超え、日本での糖質制限食では随一の治療実績と知見を持つ。自らも2型糖尿病で糖質制限食を約11年間継続し身をもってこの治療食の効果や安全性を検証。2005年に、日本で初めて糖質制限食を紹介した著書『主食を抜けば糖尿病は良くなる!――糖質制限食のすすめ』(東洋経済新報社)がベストセラーに。また、ブログ「ドクター江部の糖尿病徒然日記」では最新の糖尿病研究をいち早く発信するとともに、従来治療の矛盾に警鐘を鳴らし、現時点で最有力な治療法として糖質制限食の普及に尽力を続ける。
内容説明
医学は、異端が主流になる戦いの繰り返しで進歩してきた―。「糖質制限食」と「湿潤療法」のカリスマ医師が、原因と結果を取り違えた非科学的な医学界に警鐘を鳴らし、新しい医学常識と良い医者の条件を明らかにする。
目次
第1章 「糖質制限」と「消毒否定」は医学界の巨大転換(専門医は自己批判できない;進歩は専門家の死活問題 ほか)
第2章 「消毒」を疑う(湿潤療法が確立されるまで;消毒は「要らない」から「ダメ」へ ほか)
第3章 「糖質」を疑う(糖質制限食が確立されるまで;カロリー制限食の限界 ほか)
第4章 巨大転換に抵抗する専門家たち(大学病院から逃げてくる患者たち;大規模な組織ほど変われない ほか)
第5章 巨大転換を加速する(電話一本でわかる医者の良し悪し;患者のことを考えていない医者 ほか)
著者等紹介
江部康二[エベコウジ]
財団法人高雄病院理事長。医師。1950年生まれ。京都大学医学部卒業。1987年から医局長として高雄病院勤務。高雄病院では、1999年から兄・江部洋一郎院長(当時)が糖質制限食を導入。自らも2002年に糖尿病であることに気づいて以来、糖尿病治療の研究に本格的に取り組み、「糖質制限食」の体系を確立。これにより自身の糖尿病を克服する
夏井睦[ナツイマコト]
練馬光が丘病院傷の治療センター科長。医師。1957年生まれ。東北大学医学部卒業。1986年東北大学医学部附属病院形成外科入局。専門は形成外科。相澤病院傷の治療センター長、石岡第一病院傷の治療センター長等を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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