不動産広告を読め―勘違いと幻想を生み出す手口

高橋 正典【著】

東洋経済新報社（2012/10発売）

• サイズ A5判／ページ数 164p／高さ 21cm
• 商品コード 9784492044766
• NDC分類 673.9
• Cコード C0052

内容説明

「どんな広告にしたら、物件をより高く、より早く売ることができるだろうか？」不動産会社では、日夜このような議論が交わされています。（中略）もちろん、不動産広告には厳しいルールがあり、まったくのウソを書くことはできません。だからこそ不動産業界は昔から、ある手口を磨いてきました。それが、「勘違いと幻想を生み出す手口」です。隠された罠を見破るプロの「眼」を大公開。

目次

第１章　間取りを見ればすべてがわかる
第２章　「広告」に載っていないたくさんの諸経費
第３章　「妄想」を生み出す広告の手口
第４章　広告から読み取る税金の安い家、高い家
第５章　広告×法規制から読み取る物件のチェックポイント
第６章　プロならばこう読み解く広告の裏側
第７章　投資するならここも確認しよう
第８章　「折り込み広告」の本当のねらい
第９章　「捨て看板」の真実
第１０章　インターネット広告は万能か？
第１１章　あなたの家を欲しい人がいます

著者等紹介

高橋正典［タカハシマサノリ］
不動産コンサルタント。１９７０年東京都中野区生まれ。株式会社バイヤーズスタイル代表取締役、スタイルＦＰオフィス代表、特定非営利活動法人住宅再生推進機構専務理事。４人程度の不動産会社を１０年で年商５０億円企業に育てるなど、最も不動産の実務を知るコンサルタントとして、数多くの不動産会社のコンサルティングを行う。また、国土交通省・長期優良住宅先導事業にも採択された「住宅履歴情報」の普及に関する講演やメディア出演等多数（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[haruka]

家を買うとき一体何を勉強しておけばいいの？と思う人はこの著者の本がとても参考になると思う。初心者が知っておきたい基本情報を分かりやすくまとめてくれている本が多いです。内法ではなく壁芯面積で表記されていて騙されたら控除を受けられなくなるとか、気をつけなければ騙されるかも知れないあれこれが書かれてあり参考になりました。

2017/12/16

[turtle]

もしも将来、家を買うような事態になったら、この本を手元に置いておきたいと思いました。　知らないことで余分な費用がかかってしまったら悲惨です。

2013/01/13

[iaraumi]

引っ越しをするかもしれず、興味があって読んでみました。やっぱり消費者は弱いよね。面倒くさがり屋なので、情報がある売り手が強すぎる市場に嫌気がさします。 うん。でも勉強になったきがする。万が一中古マンションでも買うことになる日がきたら、参考にさせていただきます。

2013/05/09

[gq550_tomy]

マンションや一戸建ての広告に、巧みに混入される売る側の罠に関する手練手管をまとめた一冊です。人生において、そうそう頻繁に関わる情報ではないため、騙されがちな方も多いと思います。予防として入れておいて損はない情報が満載しており、そろそろマイホームを・・・と考えている方は、ぜひ、ご一読を。

2013/05/02

[そら]

各パラグラフごとに、間取り図、物件情報がのってて、「さて、この図を見ておかしいところはどこでしょう」と言われるので、間違い探ししてるみたいな気持ちになった。内容はわりと興味深かったです。

2013/02/06