日本のお医者さん研究

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日本のお医者さん研究

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  • サイズ B6判/ページ数 205p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784492044650
  • NDC分類 498.14
  • Cコード C3033

内容説明

どの診療科が過酷なのか?開業医と勤務医で何が違うのか?医師不足はどこで起こっているのか?医師不足や過酷な勤務状況下で、40代以下の疲弊した勤務医は、開業するにも不安がつきまとい、自分の子も医師になって欲しいという願望は強くない。一方、年配の開業医はある程度時間に余裕があり、半数以上が男の子を医師にしたいと考えている。年代や勤務形態で格差が広がりつつある中、医師たちはどのような医療システムが望ましいと考えているのか。財源の公私分担をどのようにすべきか、どんな医療技術を保険適用すべきか、限られた医療資源をどのような患者に優先すべきかなどのテーマを、アンケート調査やデータから分析し、望ましい医療システムを探る。

目次

序章 日本のお医者さんへの実態調査
第1章 お医者さんのキャリア形成と地域別分布
第2章 お医者さんはどのような働き方をしているのか
第3章 どのようなお医者さんが開業するのか―開業医の地位継承と子どもの教育投資
第4章 お医者さんが理想とする財源の公私分担
第5章 医療の保険適用に関するお医者さんの考え―何を考慮し、どこまで保険適用すべきか
第6章 お医者さんは「命の価値」をどう考えているのか
第7章 医師不足解消の方策―東日本大震災後の東北の医療を考える

著者等紹介

森剛志[モリタケシ]
1970年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業、京都大学大学院経済学研究科博士課程修了(博士号取得)。日本学術振興会特別研究員を経て、甲南大学経済学部准教授。イリノイ大学客員研究員(2007年8月~2008年8月)

後藤励[ゴトウレイ]
1972年生まれ。京都大学医学部卒業。神戸市立中央市民病院にて臨床研修後、京都大学大学院経済学研究科にて博士(経済学)取得。甲南大学経済学部講師・准教授を経て、2012年4月より、京都大学白眉センター・経済学研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こたちゅう

0
典型的な、表題と内容があっていない本。日本の医療とか医学会とか医師の世界のことを知りたいと思って手に取ると、ちょっと違う。前半は何とか外れないように書こうとしているが、著者が経済学の専門家のせいか、統計学っぽい話が多い。学術的な確からしさはあると思うが、一般人にはわかりにくい。後半になると医療経済の話になり、ますます経済学。しかも統計学を多用した今風の経済学なんでしょう。いい本だと思うけど、表題に釣られて読むと、ちょっと失敗するかもしれない。2016/06/22

月猫

0
難しい・・・。いわゆるドクターのいろんな面での統計を取ったデータってとこですか。2012/08/11

かんな

0
正解が知りたい(´・ω・`;)あるいはジャック先生ならどうするか知りたい。2021/11/18

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