内容説明
「頭のいい人」ほどゴルフはもっとうまくなる。「直観」を手なずければ、劇的に変わる。頭脳派ゴルファーのための今までにない方法。
目次
ゴルフの上達=判断力の向上
ドクターゴルフになろう
1部 ゴルフは錯覚のゲーム(錯覚がなぜ生じるか;ゴルフにおける錯覚を類型化する)
2部 ゴルフは確率のゲーム(不確実性に対処する;コース戦略を考える;無謀なショットの認知心理学)
3部 学習スピードを上げる(実践知を高度化する;メタ認知学習でドクターゴルフになる)
ゴルフを通じて意思決定能力を向上させる
著者等紹介
印南一路[インナミイチロ]
1982年東京大学法学部卒業。都市銀行、厚生省(現厚労省)を経て、ハーバード大学行政大学院、公衆衛生大学院に留学。1992年、シカゴ大学経営大学院にてPh.D.取得(組織論)。1994年から慶應義塾大学総合政策学部教授。専門は、意思決定論・交渉論と医療政策。著作に『「社会的入院」の研究』(東洋経済新報社、2009年、第52回日経・経済図書文化賞)等がある。太平洋クラブメンバー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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dell92
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著者の印南さんは43歳からゴルフを始め4年でハンディ5になったというゴルフ経歴を持つ、現役の慶應義塾大学総合政策学部教授で意思決定論の学者である。 意思決定学者の書いた本らしく既存のショット技術論やメンタル論の本とは異なり、「判断と考え方」で上達しようという考え方の本ですので、かなり内容的にレベルが高いです。シングル入りを目指す方とかの中上級者向きでしょうな。 また大学教授が書いた論文のような本ですので読む人を選びますよ。 字が多いので、本を読むのが苦手な人は読めないな。(笑) この本の中ではゴルフ2012/06/27
Kazuo Ebihara
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著者印南一路さんは、慶応大総合政策学部教授です。 43才の時に本格的にゴルフを始め、4年で公式ハンデ5に。スゴイ! スコアアップには、技術力と、精神力と状況判断力が大切と言っています。 状況判断力を高める方策に絞ったゴルフ本です。 視覚、知覚をだますコースの罠への対処法。 各自のショット毎の成功確率に合わせたコース攻略法。 実践ラウンドの1打ごとにライの状況、使用クラブ、成否の記録を取り、ミスの原因を分析し、練習に繋げる法。等々。 確かに、ここまでやれば上手くなると思います。 私2012/02/16
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