内容説明
「出社しない」デジタル仕事術にはメリットだらけ。社員2600名、年商450億円企業の社長が実践。
目次
第1章 わたしの「出社しない」デジタル仕事術
第2章 Webカメラ徹底活用術
第3章 「社員をやる気にさせる」アナログ仕事術
第4章 「欠点」が「長所」になったときに成功する
第5章 「今日の損」より「未来の得」をとる
第6章 上海から見える日本企業の弱点と課題
著者等紹介
松久信夫[マツヒサノブオ]
1940年、岐阜県生まれ。森松工業株式会社代表取締役社長。父親のあとを継ぎ、18歳で前身の森松製作所の社長に。社員2名、建物15坪の会社を、社員2600名、年商450億円(グループ合計)の一大企業に成長させる。1992年、科学技術庁長官賞受賞。1997年、黄綬褒章受章。上海華東理工大学客員教授。社団法人発明協会理事・岐阜県支部支部長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
赤星琢哉
4
今日の損より未来の得。タイトルの「出社は月に3日」は前半だけでほとんどは経営の話。サクサク読める。合理的なお話し。2010/07/19
チクデン
0
webカメラを使う 借金が生きがい 権限委譲をして自由闊達に2014/12/03
村上吉文
0
いわゆるノマドスタイルの仕事術。類書にフリーランサーなどのものは多いが、この本は経営者が書いたという点で特筆できる。監視用の高性能ウェブカメラを工場内に多数配置して現場の視察のコストを数千万削減しているという。ただし、後半は「第3章 社員をやる気にさせるアナログ仕事術」「第4章 欠点が長所になった時に成功する」「第5章 今日の損より未来の得を考える」「第6章 上海から見える日本企業の弱点と課題」などとなっており、書名とは関係ない上に、経営者のよくある自慢話じみて鼻につく。2013/12/31
よねちゃん
0
WEBカメラ、メールをつかって、独自の経営方法を確立。決して楽するためのITツールではない。2010/08/24
aki
0
最初はふーん程度に読んでいましたが,単なる働き方改革の本ではなく,まずは出社頻度を落としたのは後継者育成のため。会長として毎日会社に行くと社長(息子)に実権が移らないことを懸念したため。また,自身は中国支社のほうに注力する…この本は,”後継者育成”という面,”中国人との働き方”,”技術者として世界に比肩する”という面が面白く,タイトルは若干内容を表しておりませんので,本書のオススメは経営者・候補の方となると思います。2021/08/27