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内容説明
うまれつき「話す才能がゼロ」の人などはいない。ちょっとした知識を持ち、きちんと練習すれば、だれでも話力を高めることができる指南書。職場で、ビジネスで、プライベートで使える64のトーク・テクニック。
目次
第1章 話し方に対する“常識”を全部捨てろ(好ましい“評判”を手に入れろ;評判は、ある日突然、飛躍的に高まる ほか)
第2章 ごく基本的な話し方のルールを学ぼう(相手と親密になりたいなら、「二人きり」になれ;似たもの同士ほど、うまくいくの法則 ほか)
第3章 職場で今すぐに使える会話のテクニック(あまり無理強いしない;説得するな、行動を見せろ ほか)
第4章 人を動かす“説得テクニック”を学ぼう(あまりしつこくやりすぎない;理由や根拠など、必要ない ほか)
第5章 だれでも簡単に心が動かされてしまう魔法の心理術(相手が恥ずかしいことをした直後ほど、モノを頼むのに絶好のタイミング;相手があなたに迷惑をかけてきたときに、頼みごとをせよ ほか)
著者等紹介
内藤誼人[ナイトウヨシヒト]
心理学者。有限会社アンギルド代表。慶應義塾大学社会学研究科博士課程修了。心理学者。現在は執筆に専念しているが、心理コンサルタントとしても活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ハイちん
13
[話術の王道は回り道。無駄に見える会話こそ近道である]オーディオブックにて。心理学者が、自分の思い通りに他者を動かす話し方を解説している。冒頭で話術うんぬんよりも、人間性を高める方が大事と言ってしまっている。紹介されている話術のテクニックは、交渉の場面では、単刀直入に提案を切り出すのは愚策で、むしろ全然関係ない雑談をして盛り上がる方が提案を受け入れてもらいやすい。○○しなさいと命令をすると反発する心理が働くので、○○してくれませんかと依頼形にするとよいなど。結局話術は普段からの練習や準備が大事なんだろう。2019/11/11
skip
6
今年の春から様々な課題をいただいてレポート作成→プレゼン実施を繰り返す、という仕事をしてるため、この手の本に興味を持つようになった。藁にもすがりたい、という心境なのかな。コンビニで見かけたけど購入せず、電子書籍の方を読むことにした。テクニックに走らず根本的なことを徹底的に、かつ分かりやすく展開されていて、納得できる内容だった。この手の本は読み手がどう解釈して現実に活かすか、だと思うので、この駄文も含め他人の評価は一切参考にすべきではないですね。2013/12/04
あぽ
6
世界各国の専門家の実験結果がモリモリ引用されている。きちんと参考文献も明確にされていて、信憑性があるなあ~と思ったがその時点で著者の術中に嵌っているよう。なぜなら「人は権威や専門性に弱い」というのだから。それにしても「相手の名前を呼びながら依頼したほうが相手の承認率は高くなる」や「プライドの高さによって、相手が聞きたがる内容は異なる。」おとりの選択肢を入れる「ファントムオプション法」などはとってもタメになった。このテの本の中では、ピカイチに面白かった。他の著書も読んでみたい。2012/01/24
Sayuri
5
audio bookにて。第2章より:●2人で話した方が会話の練習ができる。10人よりも、5人の方が自分が話す時間が長くなる。●心理学的には、相手と共通点を沢山持っている方が説得にうまくいく。共通点を見つけだすことで距離を縮める。●自分の形にあった話し方を磨いたほうがよい。自分のあった特性を見極めること。●相手の善意を信じよ。心を開きかえしてもらうためにも。●常日頃から声かけ、人間関係を円満にすべし。相手を怒らせないように、怒らせても許してくれるような人間関係を築くべし。●「そういうつもりじゃなかった」2020/04/25
わえ
5
オーディオブックで。話し方以上に見た目や雰囲気などに気を使って、相手に好印象を与えることが大切という話が出てきて、そうだよな〜と思った。見た目や雰囲気を良くするために、メタ認知する習慣が必要なのだろう。/上手な説得者になる必要はない(説得で感情的になってもよい)など話すときの心構えを始め、メリハリをつけた話し方をする、顔立ちに合った話し方をする、スピーチでは好意的な反応を示している人の方を見て話す、といった詳細なテクニックが、心理学的根拠を交えて解説されている。眉唾もある一方、話し方を見直すのに役立った。2020/01/01
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