勝負師と冒険家―常識にとらわれない「問題解決」のヒント

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勝負師と冒険家―常識にとらわれない「問題解決」のヒント

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784492043653
  • NDC分類 796
  • Cコード C0034

出版社内容情報

勝負に、人生に、畏友はどのようにしてハードルを超えてきたのか。冷静と熱情、至言と雄弁、すべてに対照的な二人が、相通じる勝負の“決断”を糸口に「問題解決力」の原点を語る。

内容説明

冷静と熱情、至言と雄弁、すべてに対照的な二人が、相通じる勝負の「決断」を糸口に語る問題解決力とは。勝負に、人生に、そして家族と、畏友はどのようにして、さまざまなハードルをクリアしてきたのか…。

目次

はじめに 野性の勘を持っている、白石さん(羽生善治)
序章 勝負師と冒険家
第1章 少年時代の夢は必ずかなえろ
第2章 ヨットと将棋の共通点とは
第3章 危機からの脱出法
第4章 社会に対して価値を生み出せ
あとがき 頭脳のアスリート、羽生さん(白石康次郎)

著者等紹介

羽生善治[ハブヨシハル]
1970年埼玉県所沢市生まれの八王子育ち。将棋棋士。二上達也九段に入門。1985年に史上3人目の中学生棋士となる。デビュー直後から全棋士中1位の勝率を記録するなど頭角を現す。同年代の棋士が揃って台頭してきたころには「羽生世代」という言葉が生まれ、将棋ファンだけでなく幅広い層に人気を博した。1988年にNHK杯で大山康晴、加藤一二三、谷川浩司、中原誠の名人経験者4人を破って優勝し、さらに存在感を示した。1994年に史上初の六冠王、1996年に七冠独占の偉業を成し遂げる

白石康次郎[シライシコウジロウ]
1967年東京都生まれ。鎌倉育ち。海洋冒険家。高校卒業後、1986年に多田雄幸氏(第1回単独世界一周レース優勝)に弟子入り。1993年に「スピリットオブユーコー」艇で単独無寄港世界一周を達成、当時の世界最年少記録を樹立した。アドベンチャーレースや数々のヨットレースに参加。最も過酷と言われるアドベンチャーレース「レイド・ゴロワーズ」南アフリカ大会では、日本過去最高11位でゴール。最近では、2006年に単独世界一周ヨットレース「5OCEANS」クラスIに日本人として初参戦し、2位という快挙を成し遂げ、世界中の注目を集める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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しーふぉ

20
ヨットレースの白石さんと将棋の羽生さんの対談。二人はリードする白石さんとそれに応える羽生さんといった感じで違ったタイプだからこそ上手く回っていく気がした。2017/09/22

ライアン

7
白石さんの言う「羽生さんは中庸」この言葉が一番物語っていると思う。羽生さんの「意識的にアクセルを踏むようにしないと自然と減速」というのはずっと第一線で頑張っているだけに説得力がある。2014/11/03

Hitoshi Hirata

3
すばらしい名著。 羽生さんの『自分の想像しない姿になっていたい、という願望が常にあるんです。年を重ねてくると、だんだん見えてくるというのがいやなんですよ。来年一年はこんな感じじゃないかな、と見えてしまうのっていやですねえ。だから思っている姿と違う姿になりたい、というのはすごく強く思います』 白石さんの『迷ったら、やらないほうがいい。もうやるときはやっちゃってるんですよ。何も考えずに。つまり、どうしようかなというときは、やらないほうがいいです。もうその時点で迷ってるんだから』 だけ読むのでも価値がある。2017/08/01

coppe

3
白石さんは自然と機械を相手にしている。羽生さんは人と棋理を相手にしている。私は人と機械を相手にしている。印象に残るのは白石さんの「迷ったときはやらない。」と羽生さんの「負けない手を選ぶと勝てない」。2017/03/29

3
羽生さんはすごい格闘家のように構えないのが構えなんだな…。白石さんのお話も面白い。2人のマッチぶりも素晴らしい。夫の会社の人が2人をマッチングさせた件にはちょっとほっこり。2017/01/06

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