小説 会計監査

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  • サイズ A5判/ページ数 254p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784492042946
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

【目次】
プロローグ
第一章 ムトーボウ事件
第二章 ABC銀行消滅
第三章 大日本郵便公社民営化
第四章 月光証券会計不正スキャンダル
エピローグ

内容説明

巨大監査法人はなぜ崩壊したのか?当局のあまりにも恣意的な検査・指導。リーク情報に踊らされ、世論を煽ったマスコミ。背後にうごめく超大国の思惑…。渦中の監査法人に身をおいた著者が贈る、迫真の長編書き下ろし。

著者等紹介

細野康弘[ホソノヤスヒロ]
1943年生まれ。公認会計士。慶應義塾大学経済学部卒業。同大学院商学研究科修士課程修了。中央青山監査法人でメガバンク、大手流通グループ、国営巨大公社などの監査責任者を務める。同監査法人の理事、評議会議長なども歴任。2006年退職し独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちろたろう

22
何でもかんでも企業のせいにして、自社の不備にならない視点でしか企業を監査せず、全てを企業から貪る大手会計法人もある。2017/03/23

まろんぬ

3
あくまでフィクション小説だが、モロに10年ほど昔の一連の会計事件を取り扱った、監査法人のドキュメント。4つの物語をいろいろな目線から眺め、三禄会の面々の会話を通じてまとめられている。監査、会計基準はいまだ発展途上で完全なものでは決してなく、こういった事件の裏側で尽力した人によって作り上げられていくものなのだと思う。監査難民を合わせて読むといいかもしれない。2017/09/14

かずくん

2
年末の休みから読み始めてお正月に読み終わった。最近の会計監査制度と会計士業務の変遷を当事者として書いた本である。小説の体裁をとっているけれど、起承転結よりも登場人物の名前を実名にしなかったことから小説とするものだろう。ただ内容は真実と思う!文中の注も当たって読みたい。2022/01/01

gojimoto

1
監査法人って何?会計監査ってなんの為にするの?という疑問にわかりやすく答えてくれます。が、ドラマが感じられないのは私だけですか?せっかくの「小説」なのに。もったいないです。2015/04/16

はたすぎ

1
中央青山解体前後ぐらいから、監査法人とかかわるようになって、ライブドア事件があって、近くもないが遠くもない世界だったんで、読んでて面白かった。

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