異端王道

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  • サイズ B6判/ページ数 390p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784492042229
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

どん底からの復活―こうして銀行は蘇った!破綻した「長期融資銀行」は「新興銀行」として、いかに立ち直り、上場に至ったのか。

著者等紹介

江上剛[エガミゴウ]
兵庫県出身。1977年早稲田大学政治経済学部政治学科卒業後、旧第一勧業銀行(現みずほ銀行)入行。梅田・芝支店の後、本部企画、人事関係(総括部、業務企画部、人事部、広報部、行内業務監査室)を経て、高田馬場、築地各支店長を歴任。2003年3月に退行。97年第一勧銀総会屋事件に遭遇し、広報部次長として混乱収拾に尽力。その後のコンプライアンス体制に大きな役割を果たす。この事件を元にした映画「金融腐蝕列島〔呪縛〕」(原作:高杉良、主演:役所広司)のモデルとなる。銀行員としての傍ら、2002年『非情銀行』(新潮社)で小説家デビュー
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

makimakimasa

6
私の貯金先メインバンクでもあり今話題の新生銀行をモデルとした小説。その成り立ち(長銀の経営破綻から誕生、瑕疵担保条項の行使で多額の税金投入、苛烈な貸し剝がしが批判浴びる、リテール部門に力を入れる)や様々な部門の銀行員がどんな思いで各々の業務に当たっているかを知れたものの、小説自体の面白さは今一つ。登場する人物像や心理描写に深みが無く、セリフもチープな綺麗事ばかりで、ハラハラドキドキの展開も無し。池井戸潤の方がずっと読み応えある。唯一、社長の「私は日本人の顔をしているガイジン」発言の件が身につまされる思い。2021/11/02

terukravitz

3
★★☆☆☆2014/11/08

toshilife1

1
新生銀行をモデルに破綻と再上場までの行員を描く銀行小説。読みやすいし面白かった。2022/05/20

kabeo

1
新生銀行(旧長銀)の再建をモデルとした小説。登場する固有名詞は少し変えてあるが、何がモデルか、すぐ分かり、かなり事実に近い話ではないかと思ってしまいます。新しい取り組みによる再建は素晴らしいが、その前段の瑕疵担保条項を活用した貸し剥がしには、異議あり。2012/12/23

日本じゃあ二番目だ

0
破綻した銀行の再生にかける熱い人間ドラマ。悪役がいないので登場人物がみんなハッピーエンドで良かったです。2014/03/09

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