内容説明
「勝てない組織」は、こうして常勝集団に変わった!サントリーラグビー部を前人未到の5冠に導き、ビジネスでも新規販路開拓で社長賞に輝くスーパービジネスマンの仕事術。
目次
第1章 「勝てる組織」と「勝てない組織」はどう違うのか?(ラグビー型「勝てる組織」が企業組織を再生する;三年で「勝てる組織」をつくる ほか)
第2章 実践編 ステップ1 1年目「型にはめる」(現状を把握する;目標を設定する ほか)
第3章 実践編 ステップ2 2年目「個」を伸ばす(個人プレーを解禁する;個人の「強み」を伸ばし「弱み」を消す ほか)
第4章 実践編 ステップ3 3年目「組織の自律性を高める」(自律分散型リーダーを育てる;キーワードのパワーを最大限に活用する(その3) ほか)
第5章 「勝てる組織」づくりのマネジメント(タイムマネジメントはいちばんの鉄則;「場」をつくることを常に心がける ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
iqo720
2
仕事でもスポーツでも実績を出している人の話は重みがある。著者自身の経験及びサントリーの文化なのだろうが、あれだけハードなスポーツをやりながらも通常業務をこなしていくというのは驚きであった。比較するのもおこがましいが周囲を見渡すと趣味が充実している人の方がメリハリのつけ方がとてもうまいので納得。それでも仕事、しかも管理職をしながら監督をして強豪チームに育てあげていくなんて。実体験に基づく話が多く、また、成功談だけではないので深く読み入ることができた。2021/10/05
凡人
1
目的と目標を掲げ、それを達成するためのストーリーを描き、キーワードを使ってチーム全体に落とし込む(理解と納得を得る)というのはスポーツだけでなく、ビジネスにも共通することだと思いました。面白かったことは、うまくいかない理由を周りのせいにしていた初期のレポートの話でした。なぜならば、自分の職場でも日常茶飯事だからです。2020/05/31
noritsugu
0
監督としてサントリーラグビー部を日本一にし、管理職として営業部隊が社長賞を取るくらいの集団に育て上げた著者によるマネジメント法。ラグビー部と営業部隊の両方について共通した手法を使い有効であったという話が盛りこまれている点が他のマネジメント本とは違いそう(マネジメント本良く知らないけど)。まあ、組織論としては、仕事もスポーツも同じくくりで説明できても何もおかしくない。ただ、それを実践する立場に置かれ実績を残せた人は、そう多くはないだろう。2005/09/03